依存症ビジネスからの離脱(その2)

前回、依存症ビジネスとその離脱について、教育および医療分野における「教育産業における教え続けるビジネス」、「たばこやアルコール販売ビジネス」および「化粧品販売ビジネス」のお話をしました。

『依存症ビジネスからの離脱(その1)(ブログへリンク)』

今回は、「対症療法薬の継続使用ビジネス」のお話をします。

【対症療法薬の継続使用ビジネス】

一般的に、薬は、根本療法薬と対症療法薬と予防療法薬に大別されます。
根本療法薬は、病気の原因を根本から治療する薬で、これを継続使用することで病気は完治していくことになります。
(例えば、細菌感染症に対する抗生物質製剤など)

また、対症療法薬は、病気の表面的な諸症状を緩和したり取り除く薬ですが、これを継続使用しても病気が完治することはありません。
(例えば、風邪薬、血圧降下剤、血中コレステロール低下剤など)

さらに、予防療法薬は、病気に罹患することを未然に防ぐ薬で、これを使用することで病気予防する効果があるとされています。
(インフルエンザや肝炎などのワクチンなど)

現在の薬のほとんどは対症療法薬で、市販薬に至ってはほぼ対症療法薬になります。
対症療法薬は、あくまで病気の諸症状を緩和したり取り除くことが目的ですから、それらを使用しながら症状の悪化を抑えつつ、併せて病気の根本原因を解明し、治療していくことが必要になります。
従って、対症療法薬の使用は基本的には一時的なものであるべきであり、それらを継続使用しても病気の根本原因を治療しない限り、病気は治らないことになります。

しかしながら、現在、病気の治療においては、対症療法薬を使用することが多く、かつそれらが継続使用されているケースが多いです。
例えば、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病を健康診断などで指摘され、病院に行くと対症療法薬を処方され、併せて食生活などのライフスタイルの見直しを指導されますが、たいていの方は、対症療法薬を飲むことで諸数値が改善することに安心して、対症療法薬を飲み続けているのが実態だと思います。

「自分は、健康には問題ない、血圧や尿酸値が高いが薬を飲んでいるので大丈夫だ」などとおっしゃる方が男性で結構いますが、これは全然大丈夫ではなくて、それらの病気の根本原因となっている特に食事を見直さない限り、病気は治ることはなく、むしろそのような食生活を続けていけば、他の生活習慣病も含めてどんどん悪化していくことになります。

これらの生活習慣病は、かなりの原因が過剰な内臓脂肪の蓄積によるものが多いです。
例えば、高血圧症は、塩分の摂りすぎが原因なので減塩指導をされますが、実際、高血圧の原因はほとんどが原因不明で、明確に塩分過多が原因のものは数パーセントに過ぎないというデータもあります。

『高血圧と減塩について(ブログへリンク)』

私も、今より15kgも太って、内臓脂肪も過剰に蓄積されていた頃には、高血圧や高血糖や高尿酸値などのメタボ数値を毎回健康診断の度に指摘されていましたが、糖質制限を初めとする正しい食事の見直しにより、内臓脂肪は標準値以下になり、これらの諸数値も全て正常値になりました(^^)

結局、薬で病気を根本から治療したり、予防したりできるケースは極めて少なく、病気の原因を解明し、それらを根本から治療することが最も重要なのです。

しかしながら、生活習慣病の中で最も怖い糖尿病においても、血糖降下剤やインシュリン注射などほとんどの治療薬が対症療法薬ですから、そのような治療だけでは糖尿病の改善は難しいでしょう。

特に、一般的な糖尿病改善の生活改善指導は、カロリーコントロールと運動ですから、いくら厳しいカロリーコントロールを行なっても、現在の食事バランスの指導(炭水化物は約6割)では、糖質摂取による血糖値上昇→インシュリン機能への負担増加が引き続き生じますので、糖尿病が治らないどころか悪化していくリスクが高いと思っています。

『日本人の食事バランスの嘘(ブログへリンク)』

『糖尿病について(ブログへリンク)』

がんについても、日本における三大療法、手術によるがんの除去、抗がん剤の投与、放射線治療はいずれも対症療法です。
従って、これらの対症療法だけではだめで、がんになる根本的な原因を解明し見直しをしない限り、また再発するリスクが高いと思います。

がんの原因も色々ありますが、がんも糖質過剰摂取が原因になっていることが多いと思われます。
いわゆるがんのエサは、ブドウ糖のみで、正常細胞がブドウ糖以外の脂肪をエサ(エネルギー源)として活動できるのに対して、がんは、ブドウ糖がなければ生きていけなくて、かつその使用量は正常細胞の数倍から悪化すれば数十倍にもなります。

PET検査というがん検査は、身体の中のブドウ糖が集中している箇所を探す検査なのですが、そこにはがんが発生している可能性が高いからなのです。
従って、がんの治療や予防には、糖質制限が有効だということがお分かりいただけるでしょうか。

心ある医者は、対症療法薬を使用されても、それはあくまで一時的に症状を抑えるために使用されて、その病気の根本原因をしっかり解明して治療されていらっしゃいます。
糖尿病治療における糖質制限などは、その最たるものだと思っています。
しかし、残念ながらこのような方が少ないのも事実だと思います。

病院や製薬会社もビジネスである以上、薬を開発・販売・処方しなければならないのも理解できます。
特に、医薬品市場はその定義によっても違いますが、10兆円という巨大マーケットで、日本はアメリカに次ぐ世界第2位のマーケットになっています。
従って、対症療法薬の継続使用ビジネスは非常にうまみがあり、これらの薬への依存ビジネスを企業側が簡単に見直すとは考えがたいので、我々消費者が自ら変わっていくしかないのです。

自分の身体、自分の健康は、自分で守るしかありません。
いくら、医者の言うとおりに真面目に対症療法薬などを飲み続けていても、病気が治らなかったり、悪化したりして苦しむのは自分自身なのです。

そのためには、かなりの病気の原因になっている食生活の見直し、特に、糖質過剰摂取の見直しを行なわないと、根本的な病気の治療は難しいですし、逆にそれらの見直しを行なうことで、人間本来の健康を取り戻すことができるのです。

お話が長くなってしまいましたので、予定していた糖質依存ビジネスについては、次回とさせて頂きます。

<続き>
『依存症ビジネスからの離脱(その3)』

依存症ビジネスからの離脱(その1)

ビジネスを成功させるためには、商品を継続購入してくれるリピーターを増やすことが重要になります。
商品の価値を上げ、消費者がそれを認めて、リピーターになって貰えれば、会社も消費者も満足することになり、全く問題はありません。

しかし、中には、依存症を活用したビジネスも多く見かけます。
依存症は、以前にもお話したように、必ずしも身体に良くないにも関わらず、脳の中の報酬系が刺激されて、依存物質への欲求が止まらなくなる病気です。

『依存症(その1)(ブログへリンク)』

『依存症(その2)(ブログへリンク)』

従って、ビジネスに依存症を利用されると、消費者は自分が依存症であることを自覚しないまま、必ずしも身体に良くない商品を継続購入してしまうことになるのです。
これらの依存症ビジネスからの離脱は、会社がうまみのあるビジネスモデルを自ら変えるとは考えられませんから、消費者が自ら依存症から抜け出して、会社が依存症ビジネスモデルを止めて新しいビジネスモデルに変えていくことを促すしかありません。

それでは、現在、具体的に、どのような依存症ビジネスがあって、それからの離脱はどうしたら良いのでしょうか。
全ての分野でお話しすると依存症ビジネスは膨大に存在しますので、私が現在活動している、教育分野と医療分野でお話したいと思います。

【教育産業における教え続けるビジネス】

塾などに小さい頃からずっと通っていると、教えられることに慣れてしまい、自分で考えて学習することが苦手になります。

教育産業も、こどもたちが自分で考えるようになると、自分で考えて勉強できるようになって塾などに来なくなり、商売あがったりになりますので、教え続けることにより、教えられることに依存するこどもを作ろうとします。

この結果、良い大学や良い会社に入ることができても、教えられることに慣れて自分で考えることが苦手な人は、言われたことはできても自分で考えて仕事ができないことになります。

これは物的資源に乏しく、人的資源に頼って成長してきた日本にとっては、極めて由々しき事態なので、私は、現在、自分で考えて問題解決できるこどもを育成すべく、自立的学習を支援する方法について、ボランティアでのこどもに勉強を教えるフィールドワークを通しながら、考えていっているところです。

『カテゴリー~教育問題(ブログへリンク)』

国も、自分で考えることが苦手になっている大人が増えていることに危機感を感じ、現在大学入試改革を検討しており、私が考えている「自分で考えて問題解決できるこどもの育成」はそれらの方向性とも一致していますので、いずれ教育産業もその方向にビジネスモデルを変更していかざるを得ないだろうと考えています。


【たばこやアルコール販売ビジネス】

たばこやアルコールは、いずれも身体に悪いにも関わらず、なかなか止められない依存物質です。
たばこが害しかないことは明らかですが、アルコールは適量を飲めば身体によいとも言われています。

しかし、身体に負担のかからない適量はビールで500ml、日本酒で1合程度ですので、お酒を飲む方でこの程度で終わっている方はほとんどいません。
従って、自分はアルコール依存症ではないと思われている方でも、通常飲んでいるアルコールの量は間違いなく肝臓に負担をかけており、沈黙の臓器である肝臓が悲鳴を上げていてもそれに気がつかずに、自覚症状が出たころには手遅れになっていることが多いです。

実際、私もお酒を飲み続けた結果、アルコール依存症になり、おそらくそのままの生活をしていたら、今頃は命に関わる状況になっていたと思います。
幸い、適切な依存症治療により、アルコール依存症から離脱し、その依存症対策を活用して、糖質依存症からも離脱することができました。
これらは、後ほど、私の体験談をお話しすることで、依存症からの離脱についてのご参考にして頂きたいと思っています。


【化粧品販売ビジネス】

女性が綺麗になるために化粧品を購入・使用するのは必要なことだと思っていますが、たいていの化粧品には使用感を良くするために界面活性剤が入っています。
これは、洗剤が水と油をくっつけて汚れを落とす成分と同じで、洗剤を使うと手が荒れるのは、手の皮脂が界面活性剤で落ちてしまい角質がむき出しの状態になるからです。

従って、界面活性剤の入った化粧品を使うと肌が荒れます。
また、そのためのスキンケアを行なっても、たいていのスキンケア化粧品には界面活性剤が入っていますので、スキンケアをすればするほど肌が荒れていきます。

肌が荒れるのは、安い化粧品を使っているせいだと思って、高い化粧品に替えても、同じく界面活性剤が入っていることが多いので、結局、お金と手間隙をかけてスキンケアをしても、やればやるほど肌が荒れて、そのためにまた新しいスキンケア化粧品を買うという依存症ビジネスになっているのです。

『スキンケア化粧品の嘘(ブログへリンク)』

肌荒れを回避するのは、界面活性剤の入っていない無添加の化粧品を使うしかありませんが、これらはまだ数も少なく、かつあまりきらびやかでないことも多いので、使っている方は地味な印象があるかもしれません。

しかし、ご自身の肌を本当に健康にしたいなら、正しい化粧品の選択と、何より大事なのは、外部からのスキンケアではなく(これらはほとんど効果がありません)、正しい食生活による身体の内面からのスキンケアが一番効果的なのです。

消費者が、界面活性剤の入った化粧品を使わなくなれば、企業も無添加でバラエティーに富んだ化粧品を開発・販売せざるを得なくなるでしょう。
賢い消費者になって、正しい選択をしていけば、化粧品に限らず、企業はビジネスモデルを変えていかざるを得なくなるのです。

また、私は男性ですが、正しい食生活に変えたことで、肌つやもとても良くなりスベスベになりました(^^)
以前は、年相応に肌は荒れていましたし、男性なので何のケアもしていませんでしたが、正しい食生活を行なうと、外部からのスキンケアも必要なく、その人の本来の綺麗な肌に戻るのです。


お話が長くなりましたので、次回は、「対症療法薬の継続使用ビジネス」、「糖質依存ビジネス」のお話と、私の依存症からの離脱の体験談についてお話したいと思います。


<続き>
『依存症ビジネスからの離脱(その2)』

体に優しい社食(ロート製薬)

体に優しい学食シリーズは番外編も入れて、今回で25回目になりました。

ご存じない方もいらっしゃると思いますので、ご説明しておきますと、主に東京の大学の学食を巡って、体に優しいメニュー(糖質控えめ、たんぱく質・脂質・発酵食品・食物繊維多め)を食べるシリーズでして、女子大シリーズや、京都・大阪の番外編や、今は大学が夏休みなので社食シリーズなど、色々ありますので、宜しければご覧になってみてください。
『カテゴリー~体に優しい学食(ブログへリンク)』

昨日は、浜松町にあるロート製薬に行ってきました。
ここは、ロート製薬の福利厚生施設なのですが、一般の方にも開放されていて、「Smart Camp」というコンセプトで、食事以外にもリラクセーションやフットケアなど健康的にロート製薬の社員が毎日働けるようにサポートする施設になっています。

営業は11時半からだったので、それまで近くにある竹芝桟橋や日の出桟橋に行ってきました。
竹芝桟橋は、東京湾の旅客ターミナルで、伊豆大島などへのフェリーや東京湾クルーズなどが多く発着しているところです。

この日は、雨はかろうじて降っていませんでしたが曇り空だったので少し残念でしたが、晴れた日には、青い空と蒼い海と白いフェリーやクルーズなどがとても綺麗で楽しむことができます。

竹芝桟橋からもう少し南にいくと日の出桟橋があって、ここは、隅田川や東京湾での水上バスの乗り場になっています。
特に、浅草から日の出桟橋までの隅田川ラインは、水上から見る両岸の景色が変化に富んでなかなか面白くておすすめです。
来月、友達と乗る予定にしているので、またレポートしますね。

日の出桟橋では、安宅丸という和風の御座船があって、この日は運行休止だったので桟橋に停泊していましたが、これも水上バスでもなく、屋形船でもない、新しいエンターテイメントが楽しめますので一度ご覧になってみてください、
『御座船 安宅丸(HPへリンク)』

11時半になったので、ロート製薬の社食でもある「旬穀旬菜カフェ」に行ってきました。
『旬穀旬菜カフェ(HPへリンク』

ここは、浜松町の駅から少し外れたところにあり、周りには店も少なく寂しい感じのところにあるのですが、入ってみると既にお客さんが4~5名いらっしゃっていました。
メニューは、家庭薬膳がコンセプトで日替わりで二つのメニューから選べることになっています。
私は、A膳の「鶏ももと夏野菜の揚げ煮(1080円)」を選びました。

メニューは以下の通りです。
■鶏ももと夏野菜の揚げ煮(動物性たんぱく質、脂質、食物繊維)
■夏のビーンサラダ(植物性たんぱく質、食物繊維)
■夏瓜とジャガイモのサラダ(食物繊維)
■豆腐と緑豆もやしの味噌汁(発酵食品、植物性たんぱく質、食物繊維)

ごはんも玄米と白米から選べますがパスしました。
さすがに、家庭薬膳を謳うだけのことはあり、体に優しい旬の食材を選んであり、かつ味付けも控えめでとても美味しい料理でした。
入店して15分も経つと、店内は一杯になってしまい、特に女性が多かったので、この界隈で働くOLの方々には人気のお店なんだなと納得してしまいました。

メニューでは、発酵食品やたんぱく質・脂質が少し足りなかったので、食後の散歩がてら歩いて東京タワー方面に向かいました。
最近、食事と運動などでミトコンドリア系を活性化させている効果があるのかとてもスタミナがついてきて、ズンズン歩いても全く疲れなくなりました。
『糖と酸素との共存と戦いについて(まとめ)(ブログへリンク)』

この日も、歩いていたら麻布十番まで着いてしまったのですが、浜松町から約3km弱で30分強という感じでしたが、まだまだ元気でした。

麻布十番商店街を歩いていると成城石井があったので、キムチ(ここのキムチは美味しいです)とチーズもいろいろあったので物色していたら、KRAFTのフィラデルフィア クリームチーズ ハーブ&ガーリック 6個入り(300円)があったので、速攻で買いました(^^)

私はクリームチーズが好きで、このハーブ&ガーリックは食べたことがなかったのでどんな味だろうと思って、お店を出て早速食べてみたら、これが激ウマで、帰宅するまでに完食してしまいました(^^;

この日も、体に優しいメニューで大満足でした。ちなみに、ロート製薬の社食は平日のみですので、ご注意くださいね。

社食シリーズはもうしばらく続けて、大学の学食が再開したら、学食シリーズに戻す予定です。


日本人の食事バランスの嘘

以前「食事のバランス」についてブログに書いたのですが、その後、国の食事バランスの算定根拠などを調べましたので、改めて書こうと思います。

健康のためには食事が大事で、
バランスをとった食事にしましょうと言われます。

そのバランスは、一般的に三大栄養素では、炭水化物6割程度、たんぱく質2割弱、脂質2割強と言われます。

これらは、厚生労働省の定める日本人の食事摂取基準(2015年版)に準拠したもので、同基準における食事バランスは、炭水化物57.5%、たんぱく質16.5%、脂質25%とされています(表1参照)。

この基準の策定根拠については、「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書として厚生労働省のHPにもアップされていますが、全文440ページと膨大なためほとんどの方はご覧になったことがないと思いますので、策定プロセスを簡単にご説明したいと思います。
『「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書(厚生労働省HPへリンク)』


食事バランス(エネルギー産生栄養素バランス)は、
①1日あたりのエネルギー量を定め、
②たんぱく質のエネルギー量を定め、
③脂質のエネルギー量を定め、
④残りを炭水化物のエネルギー量として定める

というプロセスで策定されています。

このうちの②たんぱく質のエネルギー量は、推定必要量や推奨量を元に決めています(表2参照)(注)。

また、③脂質のエネルギー量は、国民健康・栄養調査結果を元に決めています。


これらの策定プロセスをご覧になれば分かるように、
たんぱく質は理論的な必要量を元に目標量としていますが、そもそも必要量は最低限の量であってそれで十分とは言えない、即ち
必要十分とは言えないにも関わらずそれを目標量としています(注)。


また、脂質については、日本人の食事実態を取り入れているだけで、それが
妥当なのかどうかという科学的な検証はされていません


炭水化物に至っては、
何の科学的説明もなく残りを全て炭水化物にしており、これらの策定プロセスがいかに非論理的で、結果的に
算出された食事バランスが科学的ではないことがお分かりになると思います。


私は、特に残りを全て炭水化物にしている策定プロセスを見ると、
強く意図的なものを感じます。


そもそも、人体の構成割合は、水分が6割強、たんぱく質が2割弱、脂質が2割弱、ミネラルが5%程度、糖質は1%程度です。

これは、
たんぱく質や脂質はエネルギーの他にも体を作るために必要な成分である
ことに対して、
糖質は人間の体を作るためにはほとんど必要なく、
エネルギーとして使用できなければ全て排出したり他の成分に変換する必要があること

を意味しています。


人体でプールできる糖質(ブドウ糖)や脂質(脂肪)は、標準的な成人男性で、ブドウ糖は肝臓に100g程度、筋肉などに300g程度しか蓄えられないのに対し、脂肪は10kg程度もエネルギータンクとして蓄えられます。

従って、エネルギーの約6割も占める炭水化物を摂っていれば、全て消費できずに、かつ人体にもほとんどプールできないため、残りの過剰摂取分が全て脂肪として蓄えられてしまい、これらが
肥満や最も問題である内臓脂肪の過剰蓄積となり、
様々な病気(高血圧、糖尿病、がんなど)を生み出し、
老化(糖化)に繋がっていることは明らかだと思っています。


日本人は、「バランス」という言葉にすぐ騙されます。

以前、私が糖質制限をしているという話を聞いた先輩が、突然激昂して「食事はバランスが良くないとダメなんだ。糖質制限などという偏った食事をしていると身体に悪いからすぐに止めろ」と説教されたことがあります。

その方は、糖質制限以外でも、
「自分のこれまでの経験や考え方に合わないものは拒否するタイプ」で、かつすぐにキレてしまうような方です。
『糖質制限を受け入れない人・実行できない人(ブログへリンク』)


糖質を摂りすぎると、血糖値が乱高下して、インシュリンやアドレナリンが頻繁に分泌されますので、
キレやすくなったり、攻撃的になったりします
お腹が空いたら、怒りやすくなるのは、その症状の表れです。

私も、以前はすぐに怒ったりすることがあって人間ができていないなといつも反省していたのですが、糖質制限生活になったら、すっかり心も穏やかになり、平穏な日々を送ることができるようになりました(^^)


ちょっと脱線してしまいましたが、以上が
日本人の食事バランスの嘘です。

なお、日本人の食事摂取基準(2015年版)は、膨大な量ですが、今回は説明しませんでしたが、つっこみどころ満載ですので、ご興味のある方は一度ご覧になってみてくださいね(^^)

【表1】
エネルギー産生栄養素バランス(縮小版)

【表2】
たんぱく質の食事摂取基準(縮小版)

(注) 以前書いた投稿では、表2の解釈を間違えて、目標量の「13~20」の単位を推定必要量などと同じ単位の「g/日」だと間勘違いして、「半減させた」との誤った説明をしてしまいました。
正しくは、本文で修正したように、推定必要量や推奨量を元に(目標量として)決めているということでした。
たんぱく質の目標量の定め方がおかしいことには変わりはありませんが、誤った説明をしてしまい、申し訳ありませんでした。

ご指摘頂いた方(管理栄養士の方でしょうか)に感謝いたします。


『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】(ブログへリンク)』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

東京の色々な博物館巡り(その9)

東京の色々な博物館巡りも、今回で9回目になりますので、ブログにカテゴリーを設けることにしました。
『東京の色々な博物館巡り(ブログへリンク)』

昨日は、本当はスポーツバイクでツーリングに行く予定でしたが、雨になったので、急遽、博物館巡りに切り替えました(^^)


【はらぺこあおむし展~コミュニケーションプラザ ドットDNP】
(新宿区市谷田町 日曜以外 入場無料)

DNPの体験型コミュニティスペースで、はらぺこあおむし展が10月末まで開催されているので行ってみました。
はらぺこあおむしは、こどもにとても人気のある絵本で、まちプロタイム&まちプロ保育でも、大型絵本で歌を流しながらお話しすると、小さいこどもから大きなこどもまで、いつも大喜びで楽しんでくれます。

開催されているコミュニケーションプラザ ドットDNPは、この特別展の他にも、デジタル絵本を親子で楽しんだり、撮影やプリントなどを一緒に楽しんだりできる体験型施設で、この日も多くの親子連れが訪れていました。

作者の絵本作家であるエリック・カールさんは、他にもこどもに人気の絵本をたくさん書かれていまして、その色鮮やかな作品は、本当にこどもたちを魅了する力を持っています。

会場には、エリック・カールさんの他の絵本の紹介や、絵本の作成過程の説明などが楽しめる他、巨大スクリーンに自分の姿に羽や触覚がついた映像が映る体験施設もあり、こどもたちが大喜びで楽しんでいました(^^)


【藤城清治影絵展~教文館9階 ウェンライトホール】
(中央区銀座 10/15まで 大人1200円)

藤城清治は、日本の影絵作者で、ケロヨンの原作者としても有名です。
女の子やねこのカラフルな影絵は、みなさんも一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか。
私は、この方の作品が好きで、那須高原に行くときは藤城清治美術館をいつも訪れていますが、今回銀座でも影絵展が開催されていると聞き、早速行ってみることにしました。

那須高原の藤城清治美術館は、撮影禁止になってしまったのでご紹介ができなかったのですが、今回はフラッシュなし、シャッター音なしであれば撮影可能とのことでしたので、Facebookにはいくつか写真を投稿しておきます。

平日の雨の日でしたが、会場には女性が多くいらっしゃっていて、その作品が女性の支持を受けるのも納得できます。
モノクロの影絵作品もありますが、非常にカラフルで綺麗な影絵は、とても魅力的で、時間が経つのを忘れてしまいます。

作品には、お好みがあると思いますので、ぜひ一度お出かけになってみてください。
私は、今回の作品の中で、原爆ドームをモチーフにした平和を表す作品にとても感銘を受けました(^^)


【アド・ミュージアム東京】
(港区東新橋 日・月以外 入場無料)

カレッタ汐留内にある電通が行なっている無料施設で、江戸時代から現代までの広告やCMなどの日本の広告史が常設展示されています。

時代毎の広告やCMは、今振り返るととても懐かしく、その時代の空気が今でも感じられて、当時を知らない世代にとっても新鮮に感じられるのではないでしょうか。

私は、80年代の広告やCMがとても懐かしく感じられました。当時、大学生から社会人になりたての頃だったので、当時の広告などを見ると時代が遡った感じがして、あの頃の新鮮な気持ちが蘇ってきました(^^)

昔のCMや殿堂入りCMなどのコンテンツも用意されていて、これを見ているとはまってしまいます(笑)
今でも良かったなと思うのは、サントリーの大原麗子の「春雷」という「少し愛して、長く愛して」というCMと、ミノルタの宮崎美子の「今のキミはピカピカに光って」という歌がバックに流れる水着に着替える衝撃の映像が忘れられません(^^)

CM画面を思わずカメラで撮ろうとしたら、著作権の問題があるのでスタッフに止められてしまいました(^^;


今回は、どれも楽しかったです。
お好きな施設に、ぜひいらっしゃってみてくださいね。


子育て・まちづくり支援プロデューサーの活動(その3)

私は、NPOあい・ぽーとステーションで、子育て・まちづくり支援プロデューサー養成講座を受講し、子育て・まちづくり支援プロデューサーとして、毎週、まちプロタイム&まちプロ保育の活動を行なっています。
『子育て・まちづくり支援プロデューサー養成講座 認定式(ブログへリンク)』
『子育て・まちづくり支援プロデューサーの活動(その1)(ブログへリンク)』
『子育て・まちづくり支援プロデューサーの活動(その2)(ブログへリンク)』

一昨日も、午後からまちプロタイム&まちプロ保育をあい・ぽーとステーションで行なったのですが、急遽、西神田児童センターでの特別支援活動に欠員が出て参加して欲しいとの依頼がありましたので、午前中、そちらにも参加してきました。

西神田児童センターでは、中高生の放課後居場所事業として、区内の特別支援学校・特別支援学級に通う中高生を対象に、放課後の居場所を提供する事業を行なっていまして、夏休み期間中は平日の朝からも実施しています。
特別支援活動は、それらの支援を必要とする中高生をマンツーマンでサポートする活動になります。
『中高生の放課後居場所事業(千代田区HPへリンク)』

私は、子育て・まちづくり支援プロデューサー養成講座で発達障害などについての講義も受け、自分でも個別に勉強してきましたので、頭では十分理解しているつもりでした。
しかし、実際のフィールドワークとしては、ボランティアでこどもに勉強を教えている中で、一部学習障害のようなこどもを教えた経験はありますが、いわゆる発達障害のこどもをサポートした経験はありませんでしたので、とても良い機会だと思い、参加することにしました。

今回、私がサポートを行ったのは、高校生の男の子です。
プライバシーの問題になるので、男の子のプロフィールなどを詳しくお話しすることはできませんが、確かに隣についてサポートが必要ではありますが、ほとんどのことは自分でできますし、とても笑顔が素敵な優しい男の子です。

発達障害と呼ばれるこどもには、芸術的才能が優れたこどもも多くいて、この男の子も絵を描くことがとても好きで、児童センターでは「画伯」と呼ばれているとのことでした。

9時に、お母さんと一緒にやってきて、早速絵を描きたいとのことだったので、工作室で、彼が絵を描くのを隣について見ていました。
すると、大きな紙に、色とりどりのマジックで、下書きもなしでスラスラ絵を描き始めました。
何を描くのだろうと見ていますと、どうやら、機関車トーマスが好きなようで、顔のある電車や汽車をどんどん描いていきます。

ビックリしたのは、色使いがとてもカラフルで、しかも、青や赤や黄色などの配置がとても絶妙で、カラーコーディネイトではないかと驚かされました。
また、電車の顔の表情もとても生き生きとしていて、笑った顔、驚いた顔、悲しそうな顔など、様々な表情を見せてくれます。

隣で遊んでいた小学生が描いている絵を見て、「お兄ちゃん、凄いね」と、とても驚いていました。

理解のない専門家からは発達障害と呼ばれているけど、決して障害ではないとかねてから思っていたのですが、彼を見て改めて感じたのは、確かに普通の人と比べてサポートを必要とする部分はあるかもしれないけど、普通の人以上に絵を描く才能などの秀でた部分もあって、それらの能力が、普通の人と比べて凸凹が激しいだけで、決して障害ではないということを改めて確信しました。

私はNPOの講義の中で、「発達障害(障がい)という言葉を使うのはどうなのか、発達障害と個性の境界線はあいまいで、強い個性を持ったこどもという理解もできて、人より優れた面もある一方、難しい面もあってそれらは確かに支援する必要があるけど、それに対して障害という言葉でこどもを傷つけるのは問題ではないか」と質問したのですが、大学教授の講師の方から明確な回答はありませんでした。

その後、東京女子大の「思春期の発達障害 理解と支援」という公開講座に参加したときに、「国際会議で昨年までは発達障害という言い方をしていたけれど、今年からはスペクトラム(変動するものの連続体)という言い方をするようになってきて、こどもにとってとても嬉しいことだ」というお話があり、とても救われた気がしました。
『体に優しい学食(東京女子大学)(ブログへリンク)』

彼は、2時間で大きな紙一杯に、たくさんの顔のある電車・汽車や、大人やこどもたちが楽しそうな顔をしている絵などを描いてくれて、嬉しそうに私にたどたどしい言葉で説明してくれました。
一つずつの絵について、私がいい顔をしているね、この色使いはとてもいいよね、などと感想を言っていると、とても嬉しそうな顔をしてニコニコしながら聞いていました。

その後、お昼を一緒に食べて、また絵を描きだしたところで時間になったので、午後の支援者の方と引継ぎを行ないました。
その支援者の方は、彼をずっとサポートしてきているとのことで、彼の絵の才能については同様に高く評価していました。
ただし、今描いている絵は、特定のキャラクターの模倣になるので、展覧会などで発表したりすることはできないとのことで、今後オリジナルな絵を描くようになれば、公に見てもらうことも可能になるとのことでした。

私のこどもの頃の友達でダウン症の男性がいるのですが、先日帰省したときに、母親から、彼が画家になって、サポートを受けながら自立して活躍しているとの新聞記事が出ていたとの話があり、とても懐かしく、またとても嬉しい思いで一杯になりました。

色々な支援を必要とされている方は、こちらがびっくりするほど、前向きで一生懸命に生活されている方が多いと思います。
私が、子どもたちに「自分で考えて問題解決できる力」を育みたいと思って活動しているのも、自分自身で生きていく力を身につけることだと思っていますし、それが自立に他ならないと思っています。

そういう意味では、支援を必要とするこどもも全く変わらなくて、最終的に彼らが自立して生きていけるように、色々なサポートをしていくことが、社会生活を営む人間同士の助け合いそのものなのだと思っています。

でもそのためには、今の支援を要するこどもたちのサポート体制や、最終的に自立させていくプログラムがどうなっているのかとか、私が知らないこともまだまだ多く、何よりも、そのようなこどもたちはたくさんいますので、フィールドワークを通して実際にサポートを行ないながら、解決策を考えて行かなければいけないと改めて思いました。

この西神田児童センターでの特別支援活動も、東京にいるのもあと2ヶ月強ではありますが、続けていきたいと思っています。

糖質制限を受け入れない人・実行できない人(補足コメント)

昨日の「糖質制限を受け入れない人・実行できない人」という記事について、たくさんの方々にご覧頂き、また多くのコメントも頂戴いたしまして、本当にありがとうございましたm(_ _ )m
『糖質制限を受け入れない人・実行できない人(ブログへリンク)』

Facebookでは、頂いたご意見に対して色々とコメントさせて頂いたのですが、このブログでも何点か補足説明させて頂きたいと思います。
従って、Facebookでの補足コメントと一部重複する点があるかと思いますが、ご容赦ください。


1点目は、糖質制限を受け入れないことだけを以って、例えば「自分のこれまでの経験や考え方に合わないものは拒否するタイプ」だと決め付けているわけではないということです。

色々な方とお話しするときは、例えば健康についてであれば、糖質制限以外にも色々な話になることが多いです。
腸内環境の話であったり、女性であれば美容やアンチエイジングの話であったり、最近であれば解糖系やミトコンドリア系の話であったり、様々なお話をします。
『腸内環境の改善について(その1)(ブログへリンク)』
『腸内環境の改善について(その2)(ブログへリンク)』
『スキンケア化粧品の嘘(ブログへリンク』
『旧型「解糖系」エンジンと新型「ミトコンドリア系」エンジン(ブログへリンク)』


他にも、時間があればその方に関係しそうな色々なお話をするのですが、糖質制限以外の話をしても、例えば「自分のこれまでの経験や考え方に合わないものは拒否するタイプ」の方は同じような反応をされることが多いです。

それは、「正しいことの判断が困難なため権威に頼るタイプ」など、他のタイプの方でも同様だと感じています。

結局、糖質制限などの、これまで自分が正しいと信じてきた価値観を否定するような新たな事実に直面したときに、人はどういう反応をするのだろうか、その理由はなぜなのだろうか、という人間観察分析を若干独断なのですが私なりに行なったということなのです。


2点目は、私は、色々な方とお話しするときに、決して、糖質制限の話を無理に押し付けたり、強要したりはしていません。

久しぶりにお会いする方が、私をご覧になって、凄く痩せて変わったけどどうしたの?という話になって、糖質制限の話題になるという展開がほとんどです。

中には、非常に太って不健康そうな方もいらっしゃるので、「実は私も昔は今より15kgも太っていたのだけど糖質制限でとても健康になった」という話をすることもあります。

結局、糖質制限に限らず、自分がこれまで経験したことのない新しい概念を受け入れて自分を変えようとするかどうかは、最終的にはその方の判断ですし、するもしないもその方の自由だと思っています。

従って、糖質制限が身体に良いからと言って、相手に無理に押し付けることは、逆にこちらが「自分のこれまでの経験や考え方に合わないものは拒否するタイプ」になる危険性があると思っています。

私は、糖質制限に限らず、正しいことを知らずに、健康を害したり、苦労されることはとても悲しいことだと思っていますので、全ての方に正しい情報を伝えてあげたいと思っています。

しかし、そのチャンスを生かすも殺すもその方次第ですので、決して強制したり、無理強いすることではないと思っています。
せっかくのチャンスがあっても、それを生かせないのなら、残念ですがそれは仕方がないことだと思っています。


3点目は、逆に、糖質制限に限らず、今までにない真の正しい概念を受け入れることができる方はどういう方なのでしょうか。

私は、本当の意味で頭の良い方は(この言い方も若干語弊があるかもしれませんが)、
① 常にオープンマインドで、物事に対する態度が柔軟で、
② 世の中には自分の知らないことがたくさんあることを自覚していて、
③ 相手がどのような方でも正しいと思われることには素直に耳を傾けて、
④ その話を自分なりに論理的に考え、検証し、正しいと判断すれば積極的に受け入れ、
⑤ 場合によってはこれまでの自分の価値観を否定することになったとしても、一度崩してでも自分の価値観を再構成し、
⑥ 新たな自分を作り上げ、自分自身を成長させていくことができる方
だと思っています。

私自身も、まだまだ人間ができていないので、色々と足りないところがあっていつも反省することが多いのですが、少しでもこのような方に近づくことができるように努力していきたいと思っています。

糖質制限を受け入れない人・実行できない人

糖質制限について色々な方とお話しする機会があるのですが、かなりの方が、糖質制限を受け入れなかったり、やろうとしても実行できなかったりすることが多いです。

そういう方々の傾向を見ていると、いくつかのタイプがあることに気がつきましたので、若干独断かもしれませんがお話してみます。


【自分のこれまでの経験や考え方に合わないものは拒否するタイプ】
これは、比較的、年配の方や、学歴の高い方などに良く見られるタイプです。

これまで、自分が経験してきたことや考えてきたことが正しいと自信を持っているので、それにそぐわないものは拒否したり受け入れないタイプです。

極端な人では、人の意見を全く聞こうとせずに、自分の考えと違うものは全て拒否したり、自分の考えを逆に押し付けたり、場合によっては怒り出す人もいます。

ごはんは日本人の主食で元気のもとだと、小さい頃から言われて食べ続けてきて、実際自分は今でも元気なので、それを摂らないことはあり得ないと強く信じている方々です。

ごはんは、実は体に悪いのだということを受け入れると、自分のこれまで信じてきた価値観が崩壊してしまうので、拒否するのだと思っています。

このような方々は、柔軟に新しいことを取り入れていって自分を改革したり、場合によっては自分の価値観を一度崩して再構成して、新たな自分や成長した自分を作り上げていくことが苦手だったり、できない方だと思っています。

厳しい言い方かもしれませんが、こういう方々は、糖質制限以外でも同様の対応をとることが多いため、人間としての成長は止まっていると思っています。


【正しいことの判断が困難なため権威に頼るタイプ】
かなりの日本人がこのタイプだと思っています。

糖質制限に限らず、新しい考え方が出てきても、それが正しいのかどうかが自分では判断できないので、専門家や国などの権威の判断に委ねて、その判断に従う方々です。

こういう方々には、正しいことを言っていても、その人が専門家などではないと全く信用しようとはしませんし、逆に間違っていても、専門家などの言うことは妄信します。

このような方々は悲しいかな、物事が正しいかどうかを論理的に考えたり、実証データを参照したり、自らで実験しながら、自分で判断することをこれまでやってきていないので、自分で判断できずに権威に頼るのですが、残念ながら、権威は意図的に糖質制限を認めていませんので、受け入れられないことになります。

それは、まんまと、権威の思う壺になっているのですが...


【糖質依存症のため実行できないタイプ】
比較的、若い女性などは、糖質制限に非常に興味を示しますが、炭水化物を止めるのは無理だとか、やってみたけどできなかったという方が多いです。

このような方々は、自分が糖質依存症だということの自覚がないか、それが分かっていても、依存症からの離脱法を正しく理解していないので実行できないことが多いです。

『嘘をつく脳(ブログへリンク)』
『私の中の三兄弟(報酬系、腸内細菌、ミトコンドリア)(ブログへリンク)』


特に、糖質依存は、生まれてからこれまで長きに亘って依存してきていますので、アルコールやたばこなどに比べてもその年季はとても長く、年を取ればとるほど、糖質依存からの脱却は困難になります。

残念ながら、よほどのきっかけ(糖尿病などの病気になった、極度の肥満を解消したいなど)がない限り、糖質依存からの脱却をしようとする強い意志はなかなか働かないのかもしれません。


【糖質制限に興味がないタイプ】
これは、比較的、年配の男性に多いタイプです。

そもそも健康についてあまり興味がなく、全く根拠がないのに自分は大丈夫だと言い切っている方々です。

見るからに、太っていて、顔色も悪そうなのに、聞いてみると、「自分は健康には問題はない。人間ドックも行っているし、血圧やコレステロールや尿酸値は高いけど、薬を飲んでいるので大丈夫だ。血糖値も正常値なので全く問題ない。」とか言っていることが多いです(^^;

薬を飲んでいても、対症療法で数値をむりやり正常にしているだけで、病気の原因は全く解消されていないどころか、そのような食生活をしていればどんどん悪化して、間違いなく糖尿病になることに全く気がついていませんし、そういう話をしても、一番目のタイプの方と同じで、人の話を聞こうとはしません。

その割には、スポーツジムに行くと、熱心にトレーニングしている年配の男性の方々も多いのですが、正しい食事を行っていないので、どれだけ運動しても、特に皆さんが一番気にしているお腹はどれだけ腹筋を鍛えても、残念ながら全く効果はありません。

運動した後に、サウナに入っていると、なかなか凹まないお腹をさすっている方が多いのですが、今日は良く運動したなと言いながら、その後、みなさんでビールを飲みに行かれています(^^;


【利害関係者】
この話をあまりすると色々問題が出てくるので省略します(^^;

しかし、利害関係者は、糖質制限のことを正しく理解している方も実は多いのではないかと思っていますので、自分たちは裏でしっかり実行しているのではないでしょうか...


他にもタイプがあるのかもしれませんので、お気づきの点があれば教えてくださいね。


<続き>
『糖質制限を受け入れない人・実行できない人(補足コメント)(ブログへリンク)』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

何のために勉強するのか

昨日、あおぞら塾でこどもに勉強を教えていたときに、近くにいたこどもが、「何のために算数の勉強をするのか分からない。分数とか、何に役立つのか分からない」と話していました。

そのこどもを教えていたボランティアの方がどう答えたのか、そのときに私の教えていたこどもが質問してきたので、そのボランティアさんの答えは聞き取れなかったのですが、勉強を何のためにするのかについては、私は、こどもたちや親御さんともよく話すようにしています。
皆さんは、自分のお子さんから「何のために勉強するのか」と聞かれたときにどうお答えになっているのでしょうか。

勉強する目的は、必ずしも一つの答えがあるとは思っていません。
あおぞら塾の代表はまだ若い青年なのですか、彼は「最後まで諦めずに挑んでいくような「心」を勉強を通じて育み、それが社会に出て働いた時に、様々な「壁」を自らの力で乗り越えていける、生きる力につながると信じている。」と言っています。
この生きる力を勉強を通して育むというのは、私もその通りだと思っています。

親御さんとお話しするときに、私は、「良い学校、良い大学に入って、最終的に良い会社に入ることが勉強の目的ではありません」といつも話すようにしています。
実際、良い会社に入ることを目的にしている人も多いですが、そういう人は、例えば一流企業に就職しても、そこから先の目標感がうまく見つけられずに、入社して1年も経たずに辞めてしまう人も結構います。
せっかく、良い大学や良い会社に入ったのにもったいないと思われるかもしれませんが、仮に良い大学や良い会社に入っても、生きる力のない人は、会社での様々な仕事に耐えられずに辞めていくのはさもありなんと思っています。

私も、会社に勤めていたときに、一流大学を出て入ってきた新入社員に仕事を教える機会が色々ありましたが、年々感じていたのは、言われたことはできるけど、自分で考えてやれと言われるとできない若者が増えているということです。

これは何故なんだろうと、いつも考えていたのですが、彼らのこれまでの生い立ちなどを聞いてみると、共通するのは、都会で小さい頃から塾などに通い、有名中学入試や有名高校を出て一流大学に入っていることです。
これが何の問題があるのかと思われるかもしれませんが、昔は、地方出身で、塾などには行かずに自分で勉強して一流大学に入ったという新入職員も結構いたのですが、最近はほとんど見かけなくなりました。
両者の決定的な違いは、教えられ続ける勉強と、自分で考えて行なう勉強の違いなのです。

小さい頃から、塾などに通い、勉強をしてきたこどもの多くは、教えられることに慣れてしまい、その教え方も、計算・暗記・パターン学習が中心ですので、パターンの決まった答えのある問題を解くことは得意ですが、答えのない問題を自分で考えることは苦手というか、ほとんどできないこどもが多いです。

しかし、社会に出ると、答えのある仕事などほとんどありません。答えのない課題を自分で考えて解決していくことが仕事になるのですが、そういう経験をしてきたことがない若者は、仮に一流大学を出ていても仕事では全く役に立ちません。
しかし、今の日本の教育制度や教育産業の下では、そういう若者が増えているのは事実です。
これは物的資源に乏しく、人的資源に頼って成長してきた日本にとっては、とても由々しき事態だと思っています。

自分で考えて勉強することができるこどもは、必ずしも良い大学に行く必要もなく、自分のやりたいことを見つけて、自分の力で生きていくことができます。
困難な局面に直面しても、自分で解決策を考えて、新たな道を歩んでいくことができます。
これが生きていく力であり、勉強することの目的だと、私は思っています。

冒頭でお話したこどもが、途中から私の担当に変わったので、勉強が終わったときにこのような話をしてあげました。

「勉強は単なる知識や学問で終わってしまったら何の価値もないんだよ。全ての勉強は、将来社会に出たときに、それが生きていくことや社会の役に立たないと何の意味もないんだよ。
勉強は、大学を出たら終わりで、その勉強は社会に出ても役立たないと言っている人もいるけど、それは間違っている。
世の中にあることで、自分の知っていることなんか本当に限られていて、自分の知らないことの方がよっぽど多い。
自分の知らないことに触れて、その中から自分の興味のあることや面白そうなことを勉強して、その新たな知識で、自分や社会に役立てていくことは、生きている限りずっと続くんだよ。
それが生きていくということなんだよ。」

そのこどもは、わりと理屈っぽいこどもで、自分が納得しないと勉強も先に進まないというこどもなのですが、「だから生涯学習と言うんだね。でも、そんなことを先生も親も誰も教えてくれなったよ。」
と言っていました。

みなさんは、どうお考えになりましたか。

小学生の夏休みの宿題について

こどもに勉強を教えているときに、夏休みの宿題を持ってくるこどももいるのですが、見てみるととんでもない宿題も結構見かけます。

わりと多いパターンは、やたら、
計算問題や書取り問題を数多く場合によっては数百問も出してくる宿題です。

計算問題は、確かに一定程度の計算力は必要ですが、ある程度できるようになったこどもがそれ以上やっても単なる時間の無駄です。

計算問題は、勉強した気になりますが、
頭はほとんど使っておらず、単に反射神経を鍛えているに過ぎません

今時、スポーツでも、単に体で覚える千本ノックやシュート練習はナンセンスで、数は少なくても一つずつ考えながら行なう練習や、イメージトレーニングの方が効果があることが実証されています。

特に、監督やコーチからこれをやれと、強制的に指導される練習より、自分達で考えて相談しながら行なう自主的練習の方が効果があって、想定していない事態が起きたときの対応力に優れているとされています。


勉強も全く同じで、例えば、計算問題は、こどもによって一定程度の計算力がつけばそれ以上やる必要はなく、それからの時間は
こどもが自分で考える勉強を行なうことが大事なのです。


親御さんにはそういう話をよくしているのですが、夏休みもあとわずかなので、もし大量の計算問題などが残っていれば、親御さんが代わりにやってあげてください。

そして余った時間は、こどもが自分で考える問題、例えば、私が作成している自立的学習支援教材などをやらせてみてください。
『自立型学習支援教材(小学校4~6年生用)』


お盆休みに帰省したときに、小学3年生のめいっこの夏休みの宿題を見たのですが、
「自学ノート」という非常に感心した宿題がありました。

これは、毎日、自分が勉強した内容をノートに書いたり、貼ったりしていくもので、普通の算数や国語などの問題でも良いですし、自分で考えた物語や生活の中での発見や気付きや体験などでも良くて、まさにこどもが自学自習した内容を記録していく宿題です。

もっとも、毎日やっていると、段々ネタ切れになってきて、親子で何をやろうかと悩むことも多いらしいですが(^^; 
日常の中での勉強を意識しながら生活していくことはとても大事だと思っています。

例えば、めいっこと一緒にスーパーに買い物に行ったのですが、母親が買ってきて欲しいものをリストアップしていたのでめいっこに見せたら、自分一人で買い物をすると言い出し、広いスーパーの中で一人でリストアップされた商品を探して、それも単に買うのではなく、
賞味期限をチェックしたり、値段や内容を見たりして選んで、それらはリストから消していくことをやっていました。

いくつかの商品はどこにあるか分からなかったのですが、そのときは
店員さんに自分で聞いて探してきました

精算はカードで行なったので私が支払いましたが、その前に、
「だいたい、いくらぐらいだと思う?」と聞いて、めいっこの答えと私の答えと近い方を正解にするクイズを行なったのですが、めいっこは、初め直感で3500円と言い、ちょっと考えてもう少し高いかなと言って4500円と言いなおしました。

私は、3750円と刻んだのですが(笑)、正解は約3600円で、
初めにめいっこが直感で言っていた金額が最も近かったのです(^^)

買ってから、スーパーの袋に入れることも自分でやってもらいましたが、二つある袋に初めは適当に入れていったのですが、バランスが悪く安定しなかったので、
自分で入れ直して、固いものや重いものを先に入れて、その後で柔らかいものや軽いものを入れていくと、バランスが良くなって安定することができました


この話をお聞きになって、お気づきになったと思いますが、
スーパーの買い物の中にでも色々な勉強がビルトインされています

それも自分でやることで、初めはうまくできなくても、やっているうちに学習していって、できるようになってくるという、
自学自習を自然に行なっているのです。


勉強は、単なる知識や机上の学問で終わっては全く意味がありません。

その知識などが日常生活や社会活動に役に立つことで初めて意味をなしてくるのです。


こどもは、昔から、外での遊びやお手伝いの中で、
自然と日常生活に役立つ生きた勉強をしてきていたのです。

それを意味のない千本ノックのような計算問題や書取りなどの宿題や、小さい頃からの塾や習い事などでこどもをとても忙しくさせて、こどもが自分で考えて勉強する貴重な機会を奪ってしまっているのはいったい誰なのでしょうか。


夏休みもあとわずかになりましたので、残された貴重な時間を無意味な夏休みの宿題に費やすことなく、日常生活の中での自学自習をぜひ体験させてあげてください。


買い物でも、こどもによって対応レベルが違いますので、例えば以下のようなレベルアップ自学自習学習も考えられますね。
【レベル1】
 カレーを作るので、1000円で、100g○○円のカレー用豚肉を200gと、○○円のじゃがいも2個と、○○円のたまねぎ1個と、○○円のにんじん1本を買ってきて。

【レベル2】
 カレーを作るので、1000円で、カレー用豚肉200gと、じゃがいも2個と、たまねぎ1個と、にんじん1本を買ってきて。

【レベル3】
 カレーを作るので、1000円で、肉と野菜を買ってきて。

【レベル4】
 カレーを作るので、1000円で、食材を買ってきて。

【チャレンジ】
 晩ごはんを作るので、1000円で、何か美味しそうな食材を買ってきて。

いかがでしょうか(^^)
買い物以外でも、こどもたちで、
電車に乗って目的地まで行ってみる(保護者は付き添うけど口を出さない)
とか、
2グループに分けて、どちらが早くて安く目的にたどり着くか競争させるとか、色々考えられますよね。

おやつをこどもたちに分けたり、おこづかいを兄弟で差をつけてあげるときなども、大人がやるのではなく、
こどもたちが自分でやるようにしてあげれば、難しい「バーモデル問題」も自然とできるようになりますね
『日本の小学校の算数について(ブログへリンク)』
『学力調査で連続上位、アメリカも導入「シンガポール式算数」の威力(HPへリンク)』



夏休みが終わっても、いつでも日常生活の中での自学自習学習はできますので、良い体験があったら教えてくださいね。
また、ブログでご紹介したいと思います(^^)
プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
このブログはFacebookにも投稿していますので、コメントなどはFacebookでお願いします。
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