自立型学習支援教材について(その1)

これまで、自分で考えて解決できるこどもの育成についてお話してきました。
「自分で考えて解決できるこどもの育成について その1」
「自分で考えて解決できるこどもの育成について その2」
「自分で考えて解決できるこどもの育成について その3」

現在、あおぞら塾というボランティア団体で、小学生の高学年のこどもに算数の文章問題を自分で考えてやらせるトレーニングを行なっているのですが、そこでの経験やノウハウをもとにして、自立型学習支援教材の試作品を作ってみました。

これは、こども個々人のレベルをチェックする教材で、そのレベルチェックの結果を踏まえて、そのこどものレベルに応じた文章問題を自習形式でトレーニングさせ、途中でつまっても極力ヒントは与えずに自力で考えさせるようにさせて、段階的に対応レベルをあげていき、全ての問題が解けるようになればその単元はクリアとなり、次の単元に進むというものです。

この対応でのキーポイントは、文章問題を理解して、それを図や絵にするというトレーニングです。
文章問題が苦手というこどもは結構多く、それらのこどもに共通するのは、問題を見るとすぐに、式を作ろうとすることです。簡単な二つの数字が出てくる問題であれば、それらを足すか、引くか、掛けるか、割るかすれば答えが出ますので、適当にやっていても答えを出すことができます。しかし、数字が三つ以上になると、その組み合わせは膨大になりますので、そのような問題は苦手ということになります。
実際に、中学生になっても数学が苦手というこどもは、こういうところが対応できていないことが多いです。

文章を読んで、それを図や絵にするトレーニングは、読解力と想像力が養われます。この力があって初めて、それらをもとに計算式を考える論理的思考力が養われるのです。このトレーニングが、自分で考えて解決できるこどもの育成にはとても大事なのです。

私は、来週から石神井学園という養護施設で、小学生の高学年を対象にした学習支援を行なう予定にしています。
当面は、3人程度で、算数の文章問題を中心に学習支援を行なっていく予定ですが、そこで、自立型学習支援教材の試作品を試してみようと思っています。
その結果を踏まえながら、教材も修正や追加対応していきながら、ゆくゆくは、学習支援対象者も増やしていったり、算数(文章問題中心)に追加して国語(読書とその発表・相互討議形式)も行なっていこうと考えています。

以下に自立型学習支援教材の試作品を掲示しておきますので、もし、お子さまが算数の文章問題や数学が苦手ということでしたら、一度やらせてみてください。それらの結果も含めて、ご意見やご感想があれば、コメント欄などでご連絡頂くととても参考になりますので、どうか宜しくお願いいたします。

「自立型学習支援教材(①整数のかけ算わり算)」

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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