自慢をする人

昔から不思議なことがあって、会社で自分の仕事を自慢する人がいらっしゃるのですが、何故自慢をするのか私には良く分かりません。

自慢する人は、おそらく、自分はこのような素晴らしい仕事をしたということをアピールしたり、他人に話すことで自分の気持ちが良くなるためにやっていると思われるのですが、そもそも会社で自分がやった仕事とは何なのだろうかと思っています。
すなわち、会社とは組織形態で成り立っているので、一つの仕事をやる場合でも、色々な方が役割を果たしていて一人の方だけで完結する仕事は存在しません。
例えば、社長であっても、新入職員であっても、それぞれの役割があり、皆が自分の役割を果たすことで会社は成り立っているので、誰々が仕事をしたとか、誰々が偉いとかいう話ではないと思っています。

それは、会社に限る話ではなく、例えば、個人で仕事をしていると思われる方々(芸術家、歌手、執筆家など)でも、常にスタッフや関係者への感謝を忘れずに、チームでの仕事を大事にしている方がいらっしゃいますが、そういう方は本当に一流の仕事をされていると思いますし、人としてとても尊敬します。

どのような仕事であれ、社会的生物である人間は、いつも他人と助け合いながら、協力しながら問題解決していくしかないと思っています。

私は会社で困った人や会社が困ったことがあるとほっておけないので、それを助ける仕事を色々やってきたのですが、当然それも自分一人ではできないので、チームや部・室単位で、皆さんと協力しながらやってきました。
自分の役割としては、今までやったことがなくて解決困難な課題について、解決策を考えるのが好きだったので、そういう役割を中心にやってきました。
ところが、たまに仕事をしていると邪魔をする人がいて、何故なのか色々聞いてみると、どうやらそれは自分の仕事だと言うので、それなら代わりにやってくださいと言うと、それはできないと言うのです。
そんなことをしていると仕事が進まないので、それでは、あなたがやったことにしてあげるから邪魔しないでくれと言うと、静かになり、無事に仕事が解決すると、自分がやったと自慢しているのです。
私は、課題が解決すれば良いので、必ずしも自分がやることには拘りません。誰がやったとかはどうでも良いことで、問題がなくなることが一番大事だと思っています。
その真逆の、自分がほとんど関与していないのに自分がやったと自慢する人は、何故そうするのか未だに理解できません。
自分の仕事に自信がないので、自慢することでアピールしたいのでしょうか?それを評価してもらいたいからのでしょうか?
そんなことをしなくても、分かる人は分かっていると思うのですが。

先般、退職のご挨拶で、お世話になった方々とお話しているときに、経営陣のある方が「自分の仕事を自慢する人がいるがバカじゃないかと言っている。自分一人でやる仕事なんかありえない。」と私が昔から思っていることと全く同じことを仰いました。
トップ層の方で、ご自分の自慢をせずにこのようなことをはっきり仰った方にお会いしたのは初めてでした。
このような方がいらっしゃる限り、この会社の方向性は間違いないなと少し安心した次第です。

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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