石神井学園での学習支援(その1)

昨日、石神井学園という児童養護施設に行って、学習支援についての職員の方との打ち合わせと、こどもたちとの顔合わせを行なってきました。

石神井学園は、保護者のいないこどもや虐待などにあったこどもたちを預かる東京都内でも大きい児童養護施設で、現在小学生から高校生まで約100人が入所しているとのことです。
こどもたちは、家庭の事情もあり、これまで学校にも十分行けずに、学習面での遅れがあるケースも多いため、ボランティアでの学習支援も必要とされているようですが、お話を聞くとまだまだ十分ではない状況のようです。

私は10月には広島に移住する予定なので、9月までの期間限定になりますが、こどもたちが自分で学習して、勉強をする楽しみが分かって貰えるように学習支援を行なうことにしました。

当面は、算数の文章問題を中心に行なっていきますが、軌道に乗ってくれば国語の読書についてもやっていきたいと思っています。学習支援のスタイルも、学年も様々で学習レベルも異なるこどもを一度に対象にするため、講義形式ではなく、自習型で分からなかったり問題ができたときに個別に見る自立型学習支援形式にしました。
ご存知の方なら、公文のようだと思われるとおもいます。確かに公文のスタイルと似ていますが、公文が計算問題ばかりやるのに対し、私は文章問題を中心にやることで、考える力を育むことを狙いとしています。

職員の方に、こどもの紹介をして頂いて、私の学習支援についてご説明した後、こどもたちと顔合わせを行ないました。
こどもたちは、小学校5~6年の男女3人で、いずれも算数の文章問題が少し苦手と言うことで選んで頂きました。
こどもたちの自己紹介の後、私から以下のようなお話をしました。

■小学生のうちに大事なのは国語と算数です。国語は、特に読書で、読解力、想像力、表現力が身につきますし、算数は、特に文章問題で、読解力、想像力、表現力に加えて、論理的思考力が身につきます。
■他の科目は、暗記が中心ですので、中学生以降でも十分カバーできますが、国語と算数は小学生のうちにしっかりやっておかないと、中学生以降になって勉強で苦労することになります。特に、算数の文章問題は考える力をつける大事な勉強なのですが、学校でも塾でもあまりきちんとやっていないので、これを中心にやりたいと思っています。
■私は、勉強を教えるというより、みなさんが自分で勉強ができるようになって、勉強をすることの楽しさが分かってもらえるようにサポートしたいと思っています。また、勉強する目的は、良い学校や良い会社に入ることではなく、みなさんが自分で考えて問題解決ができるようになること、すなわち、これからの困難な時代でも自分で考えて生きていく力を身につけることです。
短い時間ですが、一緒に頑張りましょう。

昨日は、初回なので顔合わせで終わる予定だったのですが、こどもたちが勉強をやりたいと言ってきたので、急遽算数の文章問題をやることにしました。
次回からやる予定だった算数のレベルチェック問題をみなにやってもらいました。
「自立型学習支援教材(①整数のかけ算わり算)」

みんな図や絵にすることは慣れていないので、多少戸惑っていましたが、やっているうちに段々と慣れてきて、それを見ながら考えることもできるようになってきました。
先日ボランティアでやってみたときと同様に、レベル4の問題(3つの数字のかけ算わり算の問題)でみな少しつまずいたので、たいていのこどもはこのあたりの問題が苦手なのだと言うことが良く分かりました。
こどもたちは、これまで色々な事情で勉強することができなかったようですが、みな意欲があり頑張り屋さんなので、楽しんで勉強する機会があれば勉強が好きになってくれると思っています。

次週から毎週木曜日の夕方に学習支援を行なうことになり、これから4ヶ月弱になりますが、その間でどこまでこどもたちが成長するかとても楽しみです。また、私自身の自立型学習支援のノウハウ作りとしてもレベルアップを図っていきたいと思っています。

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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