石神井学園での学習支援(その2)

昨日、石神井学園での第2回目の学習支援に行ってきました。
「石神井学園での学習支援(その1)」

前回、整数のかけ算わり算の文章問題のレベルチェックを行い、こどもたちは概ねレベル4で少しつまっていたので、レベル4の類題による演習を行ないました。

レベル4の問題は、前回もお話しましたが、3つの数字を元に解く必要がありますので、適当にかけ算やわり算をやっていても解くことはできません。演習問題は3つ用意しましたが、レベルチェックと同様の比例問題(○mで△kgのパイプがあって、□mのパイプの重さは何kgか)について、きちんと理解できているかどうかで、再度つまるかどうか分かれてきます。

こどもによっては、すんなり解く子もいれば、またつまってしまうので前回の問題の解答を見て解ける子など、理解度に応じて進み方が多少違ってきています。

また、正しい解答を書けてても、説明させるとうまく説明できないこどももいます。
私がやらせているのは、①問題文を絵や図にする、②絵や図を見て式を作る、③答えを出す、④絵や図、式、答えを説明させる、ということをやらせていますが、ポイントは①の問題文を絵や図にすることと、④の絵や図、式、答えを説明させることです。

パターン学習だと、問題文を見て、覚えた解答法に従って式を作って答えを出すのですが、これだと同じパターンの問題しか解けませんし、ちょっと難しくなるととたんにお手上げになります。
問題文を絵や図にすることで、どのような問題であっても、視覚的にイメージすることでその内容を理解し、解法を考える練習を行ないます。また、解答ができても、きちんと理解していないと説明することができませんし、自分の口で説明させることで、表現力やコミュニケーション力のトレーニングにもなります。

普通に話せるこどもでも、解答を説明させると、なかなかスムーズには話せないことが多く、つたないながらも何とか説明できたら、私から改めて説明してあげて、それを聞いた上で自分の言葉でもう一度説明させます。
このようなトレーニングは、学校でも塾でもやっていないでしょう。自分の口で話す練習をすることで、物事を論理的に考えながら説明するトレーニングになります。これは単に算数の問題ではなく、自分で考えて解決できる力を育むために重要なトレーニングになります。

昨日は休憩も入れて1時間半で、3問程度の問題を解きました。おそらく、学校や塾ではもっと多くの問題を早く解けという練習をさせるのでしょうが、計算問題や簡単な問題を大量に早く解いても、パターン学習による反射神経を鍛えているだけで、考える力を育むことにはなりません。
そのこどもの理解度に応じた適切な良質な問題(自分ができるちょっと上のレベルの問題)を時間をかけても良いので、じっくり自力で考える練習が何より大事なのです。

しっかり考えることは、普段あまりやっていないので、こどもたちも初めは戸惑っていましたが、やっていくうちに、苦しみながらも自分の力で解けると、達成感があり、また次を頑張ろうという勉強意欲が段々と出てきました。
また、やっていくうちに、自分のレベルが上がって行って、最後にはその単元をクリアできると、ゲーム感覚(RPG風?)で楽しいようで、適度な競争もまたこどもたちのやる気になるようです。

また、基本的には1人でやらせますが、自然発生的に相談したり、教えあったりすることもあり、それもまた違う力のトレーニングになりますので、そういうケースでは子どもたちの対応に任せたりもしています。

まだまだ、試行錯誤の面も多いですが、来週都合が悪そうなので一週休みにしようかと言うと、やりたいので明日でも良いからやろうと言う子どももいて、みんな意欲的に取り組んでくれていて、これからもとても楽しみです。

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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