嘘をつく脳

先日、私のブログの中で、身体の声にいつも耳を傾けて行動しましょうと言う話をしました。
「私の食生活について(その2)」

しかし、自分の身体の声に従うと、ときに間違ってしまうことが良くあります。
例えば、お腹が空いたと思って食べるときに、肉や揚げ物などはお腹が一杯になるとそれ以上食べられなくなりますが、そのときでも、炭水化物(ラーメンなど)やスイーツなどの糖質は平気で食べられたりします。
しめの炭水化物や甘いものは別腹と言うのは、明らかにお腹が一杯なのにも関わらず、それらを欲しがっているのは、自分の身体の声が間違っているのです。

同じように、水はいくらでも飲めないのに、ビールなどのお酒はいくらでも飲めたりします。特に、飲みだしたらスイッチが入ってしまって、止まらなくなる方も結構います。

これらは、自分の身体の声に従っているつもりでも、実は脳が間違った指令を出して、身体に悪いのにも関わらずその行動が止められなくなっているのです。これが依存症の症状なのです。依存症は、前にもお話しましたように、脳の中の報酬系というところが、刺激を受け、脳内麻薬による快感でその行為が止められなくなるのです。それは、自分の意思の力ではなかなかコントロールできないのでとても難しいのです。

例えば、糖質制限をなさっている方が、突然、糖質を摂りたくなって、一度口にしたら止められなくなって、気がつくとこれまでの努力が全部水の泡になってしまい、自分の意志の弱さに自己嫌悪に陥ったりすることがあると思います。
でもこれは、決して意志が弱いのではありません。依存症という病気のせいなのです。
「依存症(その1)」
「依存症(その2)」

依存症の治療は、まずは自分は依存症だと自覚することと、依存症の原因を止めることです。
例えば、日本人に多い糖質(炭水化物)依存症は、病気だという認識がまだまだ少ないのですが、依存症はれっきとした病気ですので、もっとも効果的な治療法は断糖です。
全く、糖質を摂らないのは難しいと思われるかもしれませんが、コントロールしながら糖質を摂る方がもっと難しいのです。例えば、たばこを節煙するのが難しいのと同じで、少しでも口にすれば、報酬系が刺激されてまた欲しくなるのです。

断糖していれば報酬系は刺激されないので、段々と糖質が欲しくなくなります。また、血糖値も安定してきて、上下動を繰り返さなくなるので、食後の眠気や血糖値低下によりお腹が空くことやそれでまた糖質が食べたくなることもなくなってきます。ケトン体体質になって、24時間体脂肪が燃え続けますので、痩せやすい身体になり、たまに糖質を摂っても太らないお得な身体になりますよ。
ただし、たまに糖質を摂るときは、くれぐれも、脳にだまされないように、腸は決して欲しがっていないのだと自覚して、これはあくまで嗜好品なんだと自分に言い聞かせながら摂るようにしてくださいね。

このように偉そうに言っている私も、たまに糖質のスイッチが入ってえらい目に遭うことがあります(^^;

昨日、お世話になった方の送別会があって、そのお返しで、京都北山マールブランシュの茶の葉と京サブレを頂いてしまいました(;^_^
さて、どうしたものやら...

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
このブログはFacebookにも投稿していますので、コメントなどはFacebookでお願いします。
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