腸内環境の改善について(その1)

腸内環境の改善を図ると、免疫力が向上し、健康になると以前お話したと思います。
「免疫力向上その1」
「免疫力向上その2」

簡単に言うと、身体の中の免疫細胞の7割が腸にいるので、腸内環境の改善を図ると免疫細胞が活性化し、免疫力が向上するのです。腸内環境の改善には、発酵食品(ヨーグルト、納豆、キムチ、チーズ、味噌、漬物など)を毎日色々摂ると、その中には善玉菌がいて、また、食物繊維とオリゴ糖を摂ることで善玉菌の餌になるので、善玉菌が増殖し、腸内環境が改善するのです。

この腸内環境について、もう少しお話しようと思います。

腸は第二の脳と言われることがあります。それだけ、重要な臓器であるということなのですが、実は、生存のためには脳よりも腸の方が大事なのです。例えば、なまこという生物がいますが、このなまこには脳はありません。もっと言えば、脳も、心臓も、目も、鼻も、舌もなく、口と腸と肛門があるだけの土管のような体ですが、それで生きているのです。なまこ以外にも、脳や心臓のない生物はいても、腸のない生物はいないのです。それだけ、腸は生きるために一番重要な臓器なのです。

脳は、嘘をつきますが、腸は嘘をつきません。
「嘘をつく脳」
脳は、ストレスを感じるとそれを回避しようとして糖質(ブドウ糖)を欲しがります。糖質を摂ることで、報酬系が刺激され、脳内麻薬の分泌により脳は幸福感を感じます。だから、脳はいくらでも糖質を欲しがるのです(依存症)。
一方、腸には糖質は必要ないのです。しかし、糖質が入ってくると、腸は優先して消化しなければならないため、本来、消化・吸収しなけれなばらない、たんぱく質、脂質、食物繊維などが後回しになってしまいます。

炭水化物などの糖質は消化がよく、一方、肉などのたんぱく質や脂質は消化が悪いと思われていますが、これは間違いです。
汚い話で恐縮ですが、酔っ払いが吐いた吐しゃ物を見ると、ごはんや麺類などの炭水化物は消化されずに残っていますが、肉や野菜などのたんぱく質や食物繊維などの炭水化物以外のものは、全て消化されていて残っていません。
炭水化物などの糖質は、消化に時間がかかる腸にとって負担の大きいものなのです。それらを摂ることで、本来の消化活動が支障をきたし、かつ糖質の過剰摂取により、内臓脂肪の蓄積に伴う各種病気の原因になるなど、身体にとって悪いことなのにも関わらず、脳の声に騙されて、腸が発している悲鳴を聞くこともせずに、人は腸内環境を悪化させているのです。

腸内環境が悪化すると、善玉菌より悪玉菌が優勢になりますので、おならが臭くなったり、便の色が黒くなったり、便秘になったりします。また、下痢などの症状も腸内環境が悪化している証拠です。これらの症状を、便秘薬や整腸剤などで対処しても、所詮は対症療法ですから、腸内環境は悪化したままです。

腸内環境の悪化は、悪玉菌が腐敗し、毒素を大量に作り出すことになりますので、女性の大敵の肌荒れの原因になるだけでなく、女性の死亡原因のトップである大腸がんの原因になります。
また、腸の主要な機能である消化、代謝、排泄に支障をきたすことになりますので、食べたものが上手く消化、吸収、排泄することができずに、肥満の原因になります。
さらに、免疫細胞が活性化せずに免疫力が低下しますので、体温が低下し冷え性の原因になりますし、風邪などの病気にかかりやすい不健康な状態になります。
他にも、アトピーや花粉症などのアレルギーの原因や、不眠や精神面での不調の原因になるなど、身体のトラブル、特に女性に多い、冷え性、便秘、肌荒れ、不眠、アレルギー、肥満などの原因は、腸内環境の悪化によるところが大きいのです。

従って、腸内環境を改善すると、これらのトラブルはほとんど解消されることになります。
お話が長くなったので、次回、具体的な腸内環境の改善方法について、もう少し詳しくお話したいと思います。

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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