小学生への英語教育について

現在、小学校での英語は、
2011年から小学5年生で必修化されていて、文科省は2020年の東京オリンピックを見据えて、
小学4年生以下への必修化も検討しているとのことです。

この背景としては、
日本人の英語力は他国に比べても劣るので、早期に英語教育を行うことで、国際化やグローバル人材を育成する必要があると言われています。

実際、中国や韓国では、早期英語教育を行うことで、グローバル人材の育成に成功していると文科省は言っています。


しかし、
これは本当なのでしょうか

日本人が、例えば、外国人とコミュニケーションや議論をするのが苦手なのは、英語などの語学力が弱いからなのでしょうか?

逆に言えば、
英語ができるようになれば日本人のグローバル化が進むのでしょうか


私は、会社に勤めていたときに、仕事によっては、外国人との仕事をする機会が何度もありました。

私自身、英語は、受験英語で勉強した程度で、読むのは多少できますが、
話したり、書いたりするのはほとんど片言に近く、TOEICやTOEFLなども、とてもお話できるような点数ではありません(>_<)

それでも、仕事上、
特に英語が苦手なことで支障を感じたことはありませんでした。


例えば、ビジネスで、重要な話をするときには、必ず通訳をつけます。

それは、英語ができないからではなく、例えば契約の締結や、取引の交渉などの重要な場面では、慎重なやりとりが必要になりますから、
日常会話レベルでは全く通用しないのです(^^;

一方、重要な場面以外では、色々なコミュニケーションを取ることが多いですが、
そこで大事なのは、英語が流暢に話せることではなく、その内容です。

彼らは、
日本文化に対する造詣がとても深いですし、また、話をしていても、
自分の考えは何なのか、それに対してお互いの意見を交わすことが非常に求められます


実際、会社には、TOEICやTOEFLが高得点で入社してくる人間が増えていますが、
彼らはそのような場では全く使えませんし、通訳としても通用しません

要は、英語ができても、
仕事の中身や、日本についての造詣や、自らの考え方がディベートできないと、全く役に立たないということです(>_<)


ノーベル賞を受賞された方の、英語での講演をお聞きしても、正直言ってそれほど流暢な英語は話されていませんが(^^;
素晴らしいグローバル人材ですよね(^^)

私は、英語ができなくても良いと、言っているのではなく、必要になれば、いつでも英語などの語学は習得できるということなのです。

大事なのはその必要性です。


ボランティアで小学生に勉強を教えていたとき、ある子どもは、サッカーが好きで、英語は正直あまり好きではないけど、
将来海外でプレーしたいから英語の勉強をしているんだ、と言っていました(^^)

会社でも、英語がほとんどできない人間でも、専門性を評価されて海外勤務になると、必死で英語を勉強して、
全く問題なく現地で仕事をしています(^^)


小学生のうちに大事なことは何なのでしょうか?

ボランティアで勉強を教えていても、英語などの習い事が忙しく、
読書をする時間もないとか、
友達との遊びなどを通じたコミュニケーションの場が少ないとか、
買い物などのお手伝いをする時間もないので算数の文章題のシチュエーションが理解できない子どもが多いです(>_<)

日本語での、
理解力、
想像力、
論理的思考力、
表現力、
コミュニケーション力、
などの小学生で学ぶべき基礎的能力

が育まれて初めて、語学力などのステップに進めるのではないでしょうか?

私には、英語の早期教育を推進する大人たちは、自分が英語ができなかったので、外国人が苦手だったとの劣等感を持っていて、それを子どもたちに押し付けているような気がしてなりません(>_<)

それは、あなたたちが、
語学力が弱いからではなく、自分の考えをしっかり持って外国人とやり合うことができなかったからなのではないでしょうか?


みなさんは、どうお考えになりますか?

子ども英語

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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