仕事をすることについて

何のために仕事をするのか、当然、働くことで収入を得ることがまずあると思います。また、仕事を通じて社会に帰属して、仕事を行うことで社会に貢献することもあるでしょう。
また、どういうところで働くのかも、人によって様々な価値観や目的意識があるでしょう。

例えば、大手企業や公務員は、安定性があり、相対的な給与水準も一定程度ある面と、組織が大きくなればなるほど、自分のやりたいことや自分の意見などがなかなか発揮しずらくなることも事実だと思います。
また、中小企業やベンチャー企業は、安定性は相対的に下がり、相対的な給与水準も低くなる一方、自分のやりたいことや自分の力がより反映しやすい面もあり、自分の働きいかんによって、会社の成長もかなり左右される面もあると思います。
さらに、起業する場合は、当然、様々なリスクを背負い、色々な勉強をしながら全包囲網でやっていかなければならない一方、本当に自分のやりたいことや、自分の力いかんで、いかようにも会社を成長させることができる面があると思います。

私は、大学で数学を学びましたが、自分は数学そのものというより、数学によって論理的に考えたり分析・行動することが好きなんだと感じていました。そういう中で、当時はあまり知られていなかったアクチュアリーという数学を生かした仕事があることを聞き、現在の会社にお世話になることにしました。
アクチュアリーは専門職ですので、難関のアクチュアリー試験に合格することは大前提で、その上で専門職としての基本的な知識、技能などを20歳台で徹底的に鍛えられました。
30歳になって、仕事が変わり、他社のアクチュアリーの方々とご一緒に仕事をする機会に恵まれ、その中で、本当の意味でアクチュアリーとは何なのかということを学ばせて頂いたと思っています。専門職として、知識があって技能があることは当然なのですが、その上で、諸情勢を的確に分析し、問題点を発見し、必要な情報を取得し、それらを元に仮説を置き、解決策を考え、シミュレーションも含めて検証してみて、試験的に実施し、実証データを確認し、本格実施し、モニタリングを行い、PDCAサイクルを回していくという、一連のプロセスを実行していくのが真のアクチュアリーなんだと教えて頂きました。

アクチュアリーというのは、とても不思議な集団で、利害が対立する会社の立場があっても、先輩アクチュアリーが他社の後輩アクチュアリーを教えるという文化があります。また、ボランティア精神も旺盛で、アクチュアリー会としての活動は、アクチュアリーのボランティア活動によって成り立っています。

そういう貴重な経験を経たことで、それからの私のアクチュアリーとしての仕事があったと思っています。幸いなことに、会社では、とてもチャレンジングで難度の高い仕事を幅広くやらせて頂き、どの仕事も大変でしたが、その分やりがいもあり、とても面白くて楽しくて達成感もあるという経験をさせて頂きました。それもひとえに、先輩方特に、会社を越えてご指導頂いた他社のアクチュアリーの方々や、色々な仕事を経験させて頂いた会社には本当に感謝しています。

私が、これから、今までやってきたことと全く違うフィールドで、何の経験も知識もコネもない中で活動して行こうと思ったのは、これまでアクチュアリーとして仕事をしてきた経験は必ず違う分野でも通用するであろう、そういうことにチャレンジする姿は、これから活躍する若いアクチュアリーの方々にも何かのメッセージになるのではないか、それは私が他社のアクチュアリーの先輩から教えて頂いたことの恩返しにもなるのではないか、と考えたのです。

当然、どうなるのか、全く保証はありません。でも、自分のやりたいことがあって、それを行うことが何よりも自分が楽しくて、その結果が社会に貢献できるのであれば、何の問題もないと思っています。その活動状況については、フェアにfacebookやブログを通してみなさまにお伝えしていきたいと思っています。

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
このブログはFacebookにも投稿していますので、コメントなどはFacebookでお願いします。
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