円空

先日、お世話になった方に送別会をして頂き、色々とお話をした最後にその方から円空のお話がありました。円空とは、微笑みの仏像を12万体作ったとされる人ですが、その生涯は今も謎に包まれたままです。
私は、正直、歴史や仏像とかにはあまり興味がないのですが、気になって少し調べてみると、何となく、その方が私に円空のお話をされた理由が分かってきました。

送別会の翌日にお礼に伺ったところ、22日まで横浜そごうで円空展をやっているとのことで、その方はすぐに行かれてとても良かったとのことでしたので、私も予定をキャンセルして、昨日円空展に行ってきました。

円空の仏像は、普通の仏像もあるのですが、例えば、小さな木片でも、そこに微笑みの顔を彫ることでちゃんとした仏像になるという不思議な作風でした。その作品の中で、小さな木片でできた仏像がたくさん集まっているものを見ていたら、人前で恥ずかしいのですが、涙が出てきて止まりませんでした。

おそらく、円空は、世の中に飢餓や疫病に苦しむ人々がいると考えるだけで悲しくてたまらなかったのではないかと思います。そういう人々が幸せになれるように、一体一体に魂を吹き込んで、微笑みの仏像を作り続けたのだと思います。そのために自分が生まれてきて、それを成し遂げたとき、自分の役目は終わったと思って、自ら命を絶ったのだと思います。

ようやく、お世話になった方が、私に円空の話をされた理由がはっきりと分かってきました。
私も、無骨な木片の仏像かもしれませんが、一日一日心を込めて作っていくことで、これからの人生を生きていきたいと思います。

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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