「野菜はヘルシーで一日350g摂ろう!のウソ」~「ダイエット」通信(補足号その29)

こんにちは(^^)/

「ダイエット」通信補足号その29です(^^)/

今回は、
「野菜はヘルシーで一日350g摂ろう!のウソ」についてお話しますね(^O^)/


「野菜は健康に良いので、一日に350g摂りましょう!」
「でも、日本人の多くは、野菜不足になっていますから、もっと野菜を摂るようにしましょう!」とか、よく言われますよね。

でも、これって本当なのでしょうか?

そもそも、
一日350gの根拠とは何なのでしょうか?


厚生労働省のHPを見てみますと、
「野菜はビタミンやミネラル・食物繊維を多く含み、生活習慣病の予防になるので一日350g摂りましょう!」と書いてありますが、その肝心の
350gの根拠は不明です(^^;

『野菜、食べてますか?(厚生労働省のHPへリンク)』


色々調べてみると、どうやら厚生労働省が
「健康日本21」を定めたときに、野菜一日350gも決めたようなのです。

その算定根拠は、1995~1997年の国民栄養調査で、
カルシウム、カリウム、ビタミンC、食物繊維の摂取量と野菜の摂取量の寄与度を分析し、350gを算定したようなのです(^^;

『栄養素摂取量と食品摂取量等との関連について(健康日本21サイトへリンク)』


何とも、
よく分からない算定根拠ですね(^^;

よく国にありがちなのですが、一度作ってしまった基準は、簡単に変えることができないので、
今日的におかしな内容になっても、その基準を使い続けているパターンですね(>_<)


それでは、この野菜一日350gで、
ビタミンやミネラルなどの必要栄養素が十分に摂れているのか検証してみましょう(^^)/

野菜350gは、こんな感じになります(^^;

野菜350g


例えば、
にんじんなら中4個弱
たまねぎなら中1個半強
ブロッコリーなら大きめのもので丸ごと1個になります(^^;


では、上の写真の
野菜350gのモデルケースと、比較のために、MEC食が推奨する
肉200g、たまご3個、チーズ120gの栄養素比較を行ってみましょう(^^)/

ビタミンやミネラルの必要量は、厚生労働省が推奨するものと比べてみます。
(男性30歳~49歳、推奨量または目安量(カッコ内は最低必要量)

【ビタミンA
 900mg(650mg)】

 ■野菜350g
  約420mg △

 ■肉卵チーズ
 約550mg △


【ビタミンB1
 1.4mg(1.2mg)】

 ■野菜350g
  約0.2mg ×

 ■肉卵チーズ
 約1.5mg 〇


【ビタミンB2
 1.6mg(1.3mg)】

 ■野菜350g
  約0.2mg ×

 ■肉卵チーズ
 約1.5mg 〇


【ナイアシン
 15mg(13mg)】

 ■野菜350g
  約2mg  ×

 ■肉卵チーズ
 約10mg △


【ビタミンB12
 2.4mg(2.0mg)】

 ■野菜350g
  約0mg ×

 ■肉卵チーズ
 約6mg ◎


【ビタミンC
 100mg(85mg)】

 ■野菜350g
  約90mg 〇

 ■肉卵チーズ
 約0mg  ×


【カリウム
 3000mg】

 ■野菜350g
  約950mg △

 ■肉卵チーズ
 約910mg △


【カルシウム
 650mg(550mg)】

 ■野菜350g
  約100mg ×

 ■肉卵チーズ
 約840mg 〇


【鉄
 7.5mg(6.5mg)】

 ■野菜350g
  約1.4mg ×

 ■肉卵チーズ
 約4.1mg △


【亜鉛
 10mg(8mg)】

 ■野菜350g
  約1mg  ×

 ■肉卵チーズ
 約12mg 〇



主なビタミン・ミネラルで、不足がちなもの取り上げましたが、見て頂けると分かるように、
野菜350gを摂っても、
ビタミンC以外はほとんど厚生労働省の推奨量に大幅に不足しています(>_<)

一方、
肉・たまご・チーズのMEC食では、
ビタミンC以外はほとんど野菜350gより多くのビタミン・ミネラルを摂取できます(^^)/

これら以外のビタミンやミネラルも同じような結果になりましたので、ご興味のある方は、以前ご紹介した栄養素計算アプリで計算してみてください(^^)

『「ダイエット」通信(補足号その5)~「栄養素の計算について」(ブログへリンク)』


ちなみに、ビタミン、ミネラル以外の必須栄養素である
たんぱく質や脂質は、
肉・たまご・チーズ
必要量を超える80g程度を摂れるのに対し、
野菜350gではほぼ0です(>_<)

また、
食物繊維は、
野菜350gであっても約9gと、
厚生労働省が推奨する20gの半分程度しか摂れていません(^^;

そもそも、
食物繊維は、
必要栄養素ではなく、腸内細菌のエサになったり、便通を良くするものではありますが、
多く摂れば良いものではありません

食物繊維は、胃や小腸では消化されませんので、消化されずに大腸までたどり着いて、
腸内細菌のエサにならないものは、全て便として排泄されることになります。

ただし、この
量が多すぎると、
胃もたれなどの消化不良の原因になったり、
かさが増えすぎてかえって便秘の原因になるのです(>_<)

これは、一人一人の腸内環境によっても異なりますので、ご自分の状況に応じて適量を摂れば良いのであって、厚生労働省が推奨する
食物繊維20gでは野菜約700gも必要になり、これは
何の根拠もない過大な摂取量になります(>_<)

ご興味のある方は、食物繊維の推奨量の算定根拠をご覧になってみてください。

『「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書(厚生労働省HPへリンク)』


いかがでしたか?

「野菜はビタミンやミネラルが豊富でヘルシーなので、一日350g摂りましょう!」ということが
大きなウソだとお分かり頂けましたか?

それを信じて、野菜をたくさん食べても、
必要なビタミンやミネラルが摂れないだけではなく、水分や食物繊維が多いため、
お腹が一杯になり、必要栄養素であるたんぱく質や脂質が摂れなくなってしまいますよね(>_<)

例えば、MEC食では、
肉・たまご・チーズの基本食に、不足するビタミンCを摂るために、葉物野菜を適量摂ることを推奨していますが、これらが
必要栄養素を摂るための合理的な食事であることはお分かり頂けますよね(^^)/


このような、食事や健康にまつわるウソは、世の中にいくらでもありますから、くれぐれも、国が言っているからとか、昔から言っているからとか、というだけで鵜呑みにしないように、気をつけてくださいね(^O^)/


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『「ダイエット」通信 【目次】(ブログへリンク)』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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