自分で勉強ができるこどものノートについて

私は、こどもに勉強を教えるときに、そのこどもが
学校の授業で使っているノートを見るようにしています。


あるこどもは、
とてもきれいに、先生が板書した内容をノートにまとめています

また、あるこどもは、
ほとんどノートには書いていないのですが、何やらメモ書きのようなものが、いくつか書かれたりしています

果たして、この二つのノートだと、どちらが、
自分で勉強ができるこどものノートになるのでしょうか


きれいに写してあるノートは、確かに後で見たときに、良くまとまっていますし、先生が書いたポイントも整理されていますので、
一見こちらのノートが良いように思えます

しかし、果たして、そのこどもは、ノートを写しているときに、
授業の内容は理解できていたのでしょうか


おそらく、先生の書いている内容を書き写すのに、一杯一杯で、
とても理解している余裕はなかったと思います(>_<)

そして、よくよく考えてみると、先生が板書している内容は、何のことはなく、教科書に書かれている内容を、先生なりにまとめたものにすぎませんので、
そこから得られる新たな情報は何もないはずです(^^;


一方、ほとんど、ノートに書いていなくて、
メモ書き程度のようなこどもはどうでしょうか?

当然、そのメモ書きの内容にもよるのですが、こどもに、
「このメモは何?」と聞いてみると、
「自分がよく分からなったこと」、とか、
「自分でポイントだと思ったこと」、とか、答えてくれるこどもがいます(^^)

そういうこどもは、
自分で勉強ができるこどもなのです(^^)/


学校の授業は、一日の中で占める時間は一番長いため、
いかにその時間を活用できるかが重要になります。

その時間を、単に先生の板書を書き写しているだけだと、書き写す作業に集中しているだけで、
頭はほとんど使っていません(^^;

当然、
授業の内容もほとんど理解できていないでしょう(>_<)

帰ってから、写したノートを見て、理解すれば良いと思っても、そこで初めて、授業の内容を理解しようとすることになりますから、正直言って、学校での時間は、理解には何も役になっていないため、仕方がないので、
塾などで、一から同じ勉強をすることになります(^^;

これでは、
いくら時間があっても足りませんし、しかもその勉強は、
教えてもらうことばかりになってしまいます(>_<)


学校の授業中に、板書をノートに書き写したりせずに、先生の話したり板書している内容を、その場で理解しようとすれば、
自分の理解できたことと、
理解しづらかったこと
分かってきます(^^)

大切なのは、分かったことより、
分からなかったことが何かということなのです。

その分からなかったことをノートにメモ書きして、後で先生に聞くなり、帰ってから自分で勉強してみたりして、分からなかったことが理解できたら、
その日の授業の内容は全て理解できたことになります(^O^)/


私も、自分が小学生だった頃に、どのようにして授業を受けていたかよく覚えていないのですが、
昔からノートはほとんど書いていませんでした(^^;

それは、中学・高校に行っても同じで、ノートにはいつも、メモ書きで、
自分なりのポイントや、
分かりにくかったことを書いて、その分かりにくかったことが理解できたら、勉強は終わりにしていました(^^)

だから、予習も特にしませんでしたし、勉強はいつも授業中に行うことがほとんどで、
その場で理解することに集中していました。

帰ってからの勉強は、その日に理解できなかったことや、面白そうだったことを、自分なりに色々調べたりしていただけなので、
それほど時間を取られることもありませんでした(^^)


分からないことがあれば、帰って机で勉強しなくても、
学校から帰る道すがらや、
他のことをしているときに、
いつも頭の片隅で考えていました

そうしているうちに、自分なりに何となく分かってくるので、帰って、机で勉強するときも、実際に教科書や参考書でそれを確かめれば良いだけになり、学校の授業の理解ということでは、それほど時間を取られることもありませんでした(^^)


これは、決して、特別なことではなく、こどものノートを見て、板書をきれいに書き写しているこどもに聞いてみると、
「学校では授業内容が良く理解できないので、塾に行って教えてもらってようやく理解できるんだ」と言うことが多いです(^^;

そういうこどもには、
「学校で板書をノートに写すのは止めて、先生の話をその場で理解するようにしてごらん、
そのときに、自分が分からなかったことだけでをノートに書いて、それを帰ってから勉強してみて、それでも分からなかったら、親に聞いたり、翌日先生に聞いたりしてごらん」

とアドバイスしてあげました。

そのように、ノートの書き方を変えて、学校での授業で理解することに集中するようになると、ほとんどのこどもは、
自分が何が分からないかということが、分かってくるようになります(^^)/

そうなれば、塾に行って、自分の分かっていることも一から勉強するのは無駄だということが分かってきますので、
自分で分からないことだけを勉強する方が早いと理解してきます。

その時点で、塾に行く必要はなくなり、
学校の授業と、自宅での学習で十分な勉強ができることになります(^O^)/


これは、小学生だけではなく、
中学生、高校生になっても同じです(^^)

大学受験でさえも、基本的には教科書の範囲内から出題されるのですから、
学校での授業内容が理解できていれば、特別な受験勉強はほとんど必要ありません


また、この話は、
社会人になっても同じです。

例えば、会議で、話のやり取りをひたすら、メモ書きしている人や、
仕事の話をしているときにも、その内容を細かくメモ書きしている人は、
おそらく、
小さな頃から、板書をノートに書き写してきた人なのでしょうね(^^;

肝心なのは、あの人が何を言ったかということではなく、
現在の仕事の課題は何で、それを解決するにはどうしたら良いかを考えることです。

そのために残しておかなければいけない内容は、ごくわずかしかないはずで、
その内容を解決していくことが、仕事そのものだと思っています(^^)


お話が少しそれてしまったかもしれませんが、
ノートとはいったい何なのか
きれいにまとめることが果たして大切なのか
それより大事なのは、
自分の分からないことや、課題だと思っていることをはっきりさせて、それをノートに記しておくことなのではないのでしょうか?

みなさんは、どうお考えでしょうか?

勉強するこども(670)


『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】(ブログへリンク)』

テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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