「知られざるノロウイルス」~広島大学履修生日記(食品微生物学 第1回)

昨日から、
広島大学の科目等履修生として、
生物生産学部の講義の受講が始まりました(^^)/

科目等履修生とは、いわゆる
聴講生なのですが、
単位取得もできるので、一般の学生と同じように小テストや期末試験もありますので、それらで成績評価が決まることになります(^^;

また、
生物生産学部とは、普通の大学で言う農学部系なのですが、その中に、
「食品科学コース」があって、今回私が履修を行う
「食品栄養学」
「食品微生物学」もある、
全国でも広島大学にしかない学部なのです(^^)/

授業の様子は、このように紹介されています(^^)

『食品栄養学 授業紹介(広島大学HPへリンク)』


はじめ、医学部の講義を履修しようと思っていたのですが、広島大学に限らず、
医学部ではきちんとした栄養学を教えていないので、それらを正しく学べるのは、この生物生産学部しかないことが分かったからです。

ちなみに、
栄養士の資格を得るための栄養士養成課程のある大学・短大・専門学校は、いずれも厚生労働省傘下での講義になるので、
全て間違った栄養学を教えています(>_<)


私が受講するのは、前期が
「食品微生物学」で、
自分でも一番分かっていない腸内細菌に至る食品と微生物について学びます(^^)

また、後期は
「食品栄養学」で、
正しい栄養学と栄養と健康・病気・老化などについて学びます(^^)


広島大学は、現在東広島にあり、バイクで通うと約1時間かかり、雨の日は高速バスなどでやはり1時間ぐらいかかるので、現在の週1回の講義であればちょうど良い感じです(^^)/


昨日が、初回の講義でしたが、講義が開始する8時45分の1時間前にバイクで到着すると、生物生産学部はこのような建物でした(^^)




さすがにまだ朝早いため、学生は誰も来ていませんでした(^^;




しばらく、キャンパス内を見て回った後、8時半になって、学部事務室が開いたので、学生証などをもらい、講義室に入りました。

朝一番の講義ですが、
ほとんどの学生たちがすでに来ています

自分たちが、学生の頃は、朝一番の講義などほとんど出席しなかったので、
雲泥の差ですね(^^;


講義の前に、講義資料などが配られ、それから講義の説明がありましたが、全15回の講義で、毎回クイズと称する小テストがあり、それと期末試験と併せて成績評価を行うとのことでした。

講義予定などは、以下のシラバスに詳しく記載されています。

『食品微生物学シラバス(広島大学HPへリンク)』


今回は、初回ということで、担当教授が研究している
「ノロウイルス」の講義がありました(^^)

これから、毎回、講義内容のポイントになることを、簡単にお話ししていきますね(^O^)/


食中毒の原因で最も多いのは、ノロウイルスで、発生事件数では3~4割、
発生患者数では6~7割を占めていて、その感染力の強さが突出しています(^^;

ノロウイルスは、
人の小腸でしか増殖しないので、培養実験などを行うのが非常に困難なウイルスなのです。

また、10個程度のウイルスで感染するのですが、患者の便には大量のウイルスが排出され、
便1gで100億個のウイルスが排出され、これだけで、
日本全国民を感染する力があるのです(^^;


ノロウイルスは、感染した患者の嘔吐物や排泄物が下水を通って、下水処理場で浄化されるのですが、
有効な浄化方法はなく、それらは河川・海に流れていき、プランクトンとともに二枚貝などエサとなり、それらに蓄積され、
また人に感染してしまうのです(>_<)

ノロウイルスの感染原因は、生牡蠣が有名ですが、
牡蠣で感染する事例は、実は数%程度しかなく、人からの人への感染や、最も多いのは、
ノロウイルスに感染した人が食品などに携わることにより、食品に移り、それを食べた人が集団食中毒を起こす事例です(>_<)

ノロウイルスは、
高温での加熱処理や、
高塩素処理(キッチンハイターなど)でないと死滅しません。

普通のアルコール消毒や、薬用石鹸などではほとんど死滅しないため、感染した人(症状が治まっても、1週間程度は保菌状態だったり、そもそも症状が出ない人もいます)が、通常の殺菌消毒を行ってもほとんど効果がありません(^^;

従って、人に悪影響を与えずに(人に加熱処理や高塩素処理はできませんから)、
どのようにしてノロウイルスを死滅させるかが大きな課題となっていました(>_<)


広島大学生物生産学部では、ポリフェノールが抗菌作用を持つことに着目し、様々なポリフェノールで実験してみたところ、
柿渋がノロウイルスをほぼ死滅させることを発見しました(^^)/

この研究成果を元に、除菌メーカーと共同開発を行い、カキタンニンや食品添加物で構成された除菌薬を開発・販売し、現在では、
帝国ホテルを初めとして、様々な飲食業界で使用されることになりました(^O^)/


注目すべきは、
カキタンニンは、ノロウイルス以外のウイルスなどにも有効であることで、現在、広島大学医学部とも共同研究を行い、
新たな医薬品としての研究も行っているとのことです(^^)/

『対ノロウイルスだけじゃなかった!驚異の柿渋パワー(サイトへリンク)』


非常に興味深いお話ですよね(^^)

まだまだ、興味深い話はあるのですが、また、追々お話ししていきます(^^)/


講義が終わって、大学を歩いていると、大学の桜も満開から少しずつ散り始めていました。




以前、来たことがありますが、学食にも行ってきました(^O^)/

『体に優しい学食(広島大学)(ブログへリンク)』


今回は、
学生証もあるので、それに現金チャージして、堂々と学生として食事をしました(笑)



今回の体に優しいメニューは次の通りです(^^)

■サーモンチーズフライ(動物性たんぱく質、動物性脂質、発酵食品)
■チキンレバー生姜煮(動物性たんぱく質、動物性脂質)
■納豆(発酵食品)
■巣ごもりたまご(動物性たんぱく質、動物性脂質、食物繊維)
■味噌汁(発酵食品)


合計485円の、
糖質控えめでたんぱく質、脂質、発酵食品が中心の体に優しいメニューになりました(^O^)/


これから、毎週、
講義内容のポイントと、
体に優しいメニューのご紹介も行っていきますので、またご覧になってみてくださいね(^O^)/


『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】(ブログへリンク)』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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