自分で考えて解決できるこどもの育成について その1

私が目指す「自分で考えて解決できるこどもの育成」についてお話すると、とても優れたこどもを育てていくことをイメージされる方が結構いらっしゃいます。当然、力のあるこどもについては、優れた能力が発揮できるように育成していきたいと思っていますが、私がターゲットとしていますのは、どちらかというと、現在勉強が苦手で落ちこぼれそうになっているこどもや、算数が少し苦手だけど自力で何とか乗り切ってしまった結果、しっかり理解していないので中高生になったときに数学が苦手になり、消去法的に文系を選ばざるを得なくなる人たちです。

これらのこどもたちに共通するのは、小学生低学年までは、計算や暗記を中心とした算数をやってきたのに、4年生あたりから、小数や分数などの新たな概念が出てきたり、応用問題が解けなくなって、算数が苦手になってくることです。
算数が苦手になると、勉強が嫌いになり、そのまま落ちこぼれてしまったり、非行に走ったりする懸念がありますので、ここでのつまずきを解消してやる必要があります。
また、力のあるこどもは、それらの新たな概念や応用問題をパターン学習で何とか乗り切ってしまうことができるのですが、しっかり考えることを訓練していないので、その学習法では、高度な数学になると付いていけずに、数学の選択ができなくなり、論理的に考える力が大人になっても育まれなくなる懸念があります。

算数や数学は、暗記や計算が重要なのではありません。論理的に考える力を育むために重要な科目なのです。しかし、今の算数や数学の学習法では、論理的に考える学習が軽視されていると思っています。実際、小学生の算数の問題集を本屋で調べてみると、ほとんどが計算問題やパターン学習が中心で、応用問題を中心とする良質の参考書はほとんどありませんでした。
この論理的に考える力を育むためには、算数の応用問題、特に証明問題を、時間をかけて解いていく学習をしっかり行っていく必要があるのです。

算数の応用問題や証明問題をやっていくためには、読解力や想像力や表現力が必要となりますので、それらを育むために、読書をしっかりやっていく必要があります。従って、小学生のうちには、最低限、算数の応用問題と読書をしっかりやっておけば、読解力、想像力、論理的思考力、表現力が育まれ、自分で考えて解決できる力の基礎を固めることが可能になるのです。併せて、自立式学習法を訓練してやることで、自分で学習していくことでさらにそのような力を伸ばしていくことも可能になります。

この、算数の応用問題の自立型学習法について、現在、ボランティアで勉強を教えながら、試行しているところです。
その学習法の指導の仕方については、最終的には汎用化し、誰でも教えることができるようにする必要がありますので、まずは、私がやってみて、その効果を確認し、次に、他の方にもやって貰って、私以外でも可能かどうか確認し、ある程度誰でもできるようになれば、汎用化のためのマニュアル作りを行い、全国どこでも同質の教育が受けられるように制度化していきたいと思っています。
なお、このマニュアル化については、あくまで、最低限守るべき指導法ですので、それさえ確保されていれば、後は、現場の創意工夫で、それぞれのこどもたちや地域に合った指導を行っていけば良いと思っています。

具体的な、学習法については、もう少し試行した上で、またお話します。

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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