死ぬとき心はどうなるのか(BS1より)

facebookでご紹介した、3月24日から3日連続でBS1で放送された「シリーズ 死ぬとき心はどうなるのか」を録画したものを、遅ればせながら見ました。これは、以前、NHKスペシャルで放送されて大反響のあった番組の再編集版で、以前放送されたNHKスペシャルは見ていましたので、改めて細部も含めて再認識することができました。

色々な興味深い話がありましたが、私が興味があったのは、次の二点です。
一つは、人の意識とは何かということです。人の心の一部である意識については、これまで究極の謎でした。今までは、感覚、行動、記憶などを司る部分(神経細胞)が脳の中のどこにあるのかは概ね分かっていましたが、それらを全て統合したものである意識、すなわち、その人らしさを作る自我が脳内のどこ(神経細胞)にあるのかが謎でした。

ところが、最先端の統合情報理論では、意識とは、脳内のあらゆる神経細胞(熱い、寒いとかの感覚情報、楽しい、悲しいとかの感情情報、過去の出来事などの記憶情報などの全ての情報を司る脳内細胞)を、蜘蛛の巣のように関連付ける行為とのことで、膨大な神経細胞どうしが繋がって意識が生まれるという理論です。

この理論では、全ての意識は数学的に算式で表現できるということで、詳しくは分かりませんが、極めて論理的に証明可能ということなのでしょう。
また、寝ているときには、その機能は止まるけれど、また目覚めるとその機能が再開するというものです。
この理論からすると、人が死ぬと、寝ているときと同様に、意識の機能は停止してしまうということになります。

また、もう一つ興味があったのは、臨死体験の話で、臨死体験をした人の話を聞くと、トンネルを抜けると美しい世界があったという神秘的な話が多く語られています。これらから、死後の世界や天国のような話も考えられていると思われます。
この臨死体験のメカニズムについても、解説されており、臨死体験や死の間際になると、夢と似通った状態になり、眠りのスイッチが入るのと同時に覚醒のスイッチが入るとのことです。即ち、死の間際になると、極めて浅い眠りの状態、目覚めながら夢を見る白昼夢のような状態になり、併せて、大量の脳内麻薬のような幸せホルモンが放出され、幸福感に満たされた状態を現実だと思い、それが臨死体験になっているというものです。

このメカニズムであれば、人は死の間際になると、大量の幸せホルモンが放出され、幸福感に満たされた状態で死んでいくといことになり、死という重大なイベントをどのような人でも苦しむことなく受け入れられるようにプログラミングされているということになります。

この二つの興味深い話は、論理的には極めて納得感のある話であり、人は幸せに満ち溢れて死んでいき、意識も停止してしまうということになります。すなわち、死んだら人の心はなくなってしまうのではないかということです。

しかし、意識は人の心の重要な部分ではありますが、全てではありません。例えば、寝ているときも意識は確かに停止していますが、心も停止しているのかはよく分かりません。なぜ、目覚めると意識が再開するのか、それらのスイッチのオン・オフを何がコントロールしているのか、まだ良く分かりません。

また、あまり論理的ではないのですが、私は、どんな人でも、その人しかできない役割があって、それは重要だとかそうでないとか、広いか狭いかとか関係なく、その人しかできない大切な役割があって、それは、全ての人がそのために生まれてきて、その役割を果たすことで社会に貢献していて、その役割が終わったときに自分の人生が終わるのだと思っています。
私が、これから活動していくことも、その役割の一つであり、それは私しかできないものですし、また、全ての人も同じような役割を果たしていて、どの役割が重要だということはなく、全ての人が自分の役割、自分しかできない役割を果たすことで社会が成り立っているのだと思っています。

この役割は、生まれてきたときから決まっていて、死んだときに終わるのですが、また新たな役割が命じられるのではないかと思っています。
全く、論理的でない話でごめんなさい。でも人の心とは、そういう役割を果たすためのものではないかと思っています。
だから、死ぬときに心は一つの役割を終えるのですが、また新たな役割が天命として決められるのではないかと考えています。

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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