食育について

私が、健康問題について取り組んでいる理由の一つとして食育の問題があります。
食育は、教育、特に子育ての中でもとても重要なテーマだと思います。小さいうちから、正しい食事、自分の体に優しい食事をきちんと覚えておくことは、自分の健康を確保することはもちろんとして、やがて親になり、自分のこどもを育ているときにも、正しい知識を持って食事をしてあげることはとても重要です。

街中で親子を観察していると、太ったこどもの親はやはり太っていることが多いです。これは、太る体質なんだ、遺伝なんだと言われることも多いのですが、間違った食育を受けた人は、自分が親になっても間違った食育をしてしまい、間違った食育が連鎖していると思われます。従って、食育は、親御さんも含めて、正しい情報発信を行うことで、正しい食事、自分の体に優しい食事習慣にしていくことが大事なのです。

食育については、現在、正しい健康情報を整理していることと併せながら考えているところですが、特にこども向けに注意しなければならないと思っていることを書いておきます。

①過剰な糖質(炭水化物、糖質の多いおかしなど)の弊害
 おとなと同じく、こどもに対しても過剰な糖質は様々な弊害を生みます。もっとも、こどもは大人より、活動量が相対的に大きいので、糖質を摂取しても一定程度は消費してくれます。しかし、こどもも、炭水化物や、甘いものやおかしが好きで、まだ自分でコントロールができませんので、親が正しく理解してコントロールしてあげないと、過剰な糖質摂取になってしまいます。

過剰な糖質摂取による弊害は、一義的には太ることですが、最近ではこどもの糖尿病なども珍しくありません。これは、明らかに炭水化物などの過剰摂取が原因です。親も、炭水化物系の食事を与えることは、簡単で安くてこどもも喜ぶので、安易に繰り返すことが多いです。そういう家庭のこどもは、太ったり、こどもなのに成人病になったりすることが多いです。
うどんで有名な香川県の糖尿病の発症率が高いことや、こどもでも糖尿病が多い理由は、言われているような野菜不足や運動不足ではなく、うどんの食べ過ぎによると思われます。また、アメリカの貧困層は、こどもも含めて肥満が問題になっていますが、この原因も貧困のため安価なピザなどの炭水化物が中心になっていることによると思われます。

また、過剰な糖質摂取は、落ち着きがなかったり、暴れたり、きれるこどもを生み出すことも多いです。その理由は、過剰な糖質摂取によって、血糖値が急上昇するので、それを下げようと大量のインシュリンが分泌されることにより、下がりすぎて低血糖状態になることがあります。そうすると、今度は逆に血糖値を上げようとしてアドレナリンが大量に分泌されることになります。このアドレナリンは、運動などのパフォーマンスを上げるのには必要な分泌ですが、小さいこどもに大量に分泌されると異常な興奮状態になり、異常行動を起こすことが多いのです。発達障害(私はこの言葉はおかしいと思っていますが)だと思っていたこどもが、実は糖質過剰摂取が原因で、それを改善したら良くなった事例も多くあります。

また、過剰な糖質摂取は、アレルギーの原因になり、各種のアレルギー症状やアトピーや花粉症の原因になる可能性が高いと思われます。まだ、これらの関係は研究中とのことですが、過剰な糖質摂取により、インシュリンなどのホルモン分泌バランスが崩れ、免疫系に悪影響を与えているとの報告があります。実際に、おとなも含めて、糖質過剰摂取を改善するとアレルギー症状が治まることが多いので、実証的にもその因果関係があると考えられます。

②内容が良く分からないものは食べない
 食事は、一時的であればさほど影響はないのですが、毎日の習慣になると、それらが体内に蓄積していきますので、様々な影響が生じます。何が問題で、何が問題ないかを正しく覚えていても、色々な新しいものが出てくると、それが問題ないのかどうかを調べなければいけませんので結構大変です。
簡単な判別法は、自分が内容を良く知らないものは食べないことです。色々な加工食品には、成分表示が義務付けられていますので、私は、まず、炭水化物の量を見るようにしています。それから、その他の成分表示も見ますが、たいていは良く分からないものが多数入っていますので、原則として加工食品は摂らないようにしています。そうすると、どうしても、中身が分かる素材(野菜、肉、魚など)から料理して食べることになりますが、これも面倒だと思うのではなく、前にもご紹介したように工夫して行えば、早くて美味しくて体に優しい食事ができます。
内容が良く分からないものを使用しないことは、食事に限らず、肌や髪などの体に触れるもの(化粧品、シャンプー、各種ソープなど)も同じことです。それが、体に優しい生活習慣になります。

長々と書きましたが、簡潔に言えば、こどもでも、過剰糖質摂取はしない、良く分からないものは食べないことが大事で、これを小さいうちから当たり前のようにやっておくことが、健康になる何よりの生活習慣なのです。
ぜひ、親御さんと一緒に、食育として実践してみてください。

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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