「サバアレルギーは食中毒だった!」~広島大学履修生日記(食品微生物学 第10回)

今週も、第10回目の
広島大学生物生産学部の講義に行ってきました(^^)/


先週、大雨警報のため全学一斉休講になり、その前の週も担当教授の海外出張のため休講だったので、
三週間ぶりの講義になります(^^)


この日も講義前に、他の学部を見て来ました。

今回は、
理学部ですが、ここも生物生産学部からはかなり離れていて、
2kmは離れているでしょうか、生物生産学部に行く途中で、バイクで立ち寄りました(^^)




この日の講義も、
「クイズ」と称した
「小テスト」から始まりました(^^;

前回と前々回の結果がまとめて返ってきて、何と3点満点中
1.5点(おまけで2点扱い)と、
2.5点(おまけで3点扱い)でした(>_<)

小テストは、講義で使用したレジュメを見ても良いのですが、そこに書いていない用語の穴埋めになると、これまでの知識がないので、
正直お手上げです(>_<)

まあ、書いてあっても、英語で、しかも小さな文字で書かれているような用語は、
ほとんど発見不可能なのですけどね(笑)



前回の講義での質問の回答がいくつか紹介され、その中の一つが次のようなものです。

耐性菌への対策として、複数の効果のある抗生物質を投与することはないのでしょうか?

→ 実際の医療現場で、重篤な感染症の場合に、複数の効果のある抗生物質を投与するケースはあります。

ただし、新しい抗生物質が開発されてもすぐに耐性菌が生まれ、その耐性遺伝子は、他の細菌に伝達されていくことになります。

その際に、複数の耐性遺伝子を持つケースも多いため、複数の抗生物質を投与しても、いずれも効かないケースもあります。



担当教授の話では、製薬会社も、
新しい抗生物質の開発には、10年タームの時間がかかる割には、すぐに効果がなくなるため、
開発を避ける傾向があるとのことです(^^;

製薬会社も利益を上げる必要があるので、
儲からない抗生物質の開発より、
一生使い続ける慢性病用の薬(血圧降下剤、コレステロール低下剤など)の方が儲かるので、そちらの開発に走る傾向があるとのこと(>_<)


そもそも、製薬会社が、すぐに病気を治す薬を開発することになると、商売あがったりになってしまうので、利益を上げるために、
病気が治らずに一生使い続ける薬を開発しているのが実情ではないでしょうか(>_<)

これは、製薬会社が民間の営利事業であるから生じている問題であるため、
製薬会社は非営利の事業とし、税金で行う国営事業とすべきではないか?と講義の話からは外れますが、
担当教授に質問を書いて提出していきました(^^)

しかし、担当教授も、そんなことを質問されても答えようがないと思いますけどね(^^;



講義は、
薬剤耐性菌に続き、後半では、
「食品の悪変(腐敗)」についての話がありました。


みなさんは、
発酵と腐敗の違いについて、ご存知でしょうか?

いずれも、
「微生物の増殖による食品の変質」という現象には変わりはなく、簡単に言うと、

有用物質が得られるのが発酵で、

有害物質が生じるのが腐敗ということなのです(^^;


この腐敗には、糖質やたんぱく質などの食品成分が変化するものが色々とあり、そのうちの
たんぱく質の腐敗にも、

アンモニアなどの有害物質を作る反応や、

アミンと呼ばれる腐敗成分に変化する反応など色々あるのです。


例えば、
サバが腐敗するときは、通常の
アンモニアが生じて悪臭がしてくる腐敗もあれば、

ヒスタミンと呼ばれる腐敗アミンに変化する腐敗もあるのです。

この
ヒスタミンは、
じんましんや嘔吐などのアレルギー反応を引き起こすため、
サバを食べるとアレルギーになるケースは、このヒスタミンに変化する腐敗、
つまり食中毒だったのです(>_<)


ヒスタミンは、サバ以外にも
赤身の魚(マグロ、ブリ、サンマなど)が腐敗することで生じますし、また、アンモニアが生じる腐敗とは別ですので、
匂わないので大丈夫だと思って食べたら、アレルギー反応が生じることもあるのです(^^;

実際、
アンモニアが生じる腐敗は、
温度が高いと(30度以上)、早く腐敗するのですが、一方、
ヒスタミンに変化する腐敗は、
温度が低い方が(10度半ば)、早く腐敗するという実験データがあります。

つまり、
冬場などで、温度が低く、匂っても問題ないと思ってサバなどを食べたら、
アレルギー性の食中毒になったと言うケースがあるということなのです(>_<)


ちなみに、アンモニアが生じる腐敗も、ヒスタミンに変化する腐敗も、冷蔵状態(温度が一桁台)であれば、一週間ぐらいは、身体に影響のある程度の腐敗は進まないとの実験結果がありますから、
冷蔵保存された新鮮なサバなどであれば、問題ないですよ(^O^)/


なかなか興味深い話ですね。


講義は今後、
腐敗や発酵商品や腸内細菌などの応用的な話に入っていきますので、ますます面白くなってきますね(^O^)/



講義が終わり、いつものように学食に行くことにしました。

広島大学の学食は生協なのですが、生協のレシートには、いつも、
赤・青・黄などの点数表示があり、これは何だろうと疑問だったのですが、ポスターにその説明が書かれていました。




簡単に言うと、
たんぱく質など、
ビタミン・ミネラル・食物繊維など、
炭水化物・脂質などを表しているのです。

このうちの
は、一日に6点、
肉で言えば300g程度と妥当な基準になっています(^^)

しかし、
は、ビタミンやミネラルと言いながら、野菜や果物からしか計算しておらず、
野菜や果物よりはるかにビタミン・ミネラルが豊富な肉などの動物性食品が対象外になっているようです(>_<)

また、
も、ほとんどは炭水化物を想定しており、
ご飯だと1000gを超える量、糖質量だと400g程度も摂らないといけないものになっており、
厚生労働省の言う間違った栄養バランスが、全国の学生たちにも
大きな悪影響を与えていますね(>_<)

『日本人の食事バランスの嘘(ブログへリンク)』


このような、誤った食事指導は無視して(笑)
いつものように、
正しい栄養学に基づくメニューを選んでみました(^^)

この日は、メイン料理に良さそうなものがなかったので、セルフバーを中心にしてみました。

今回の体に優しい学食メニューは、

■セルフバー(鶏のから揚げ、チキンフライ、ポークフライ、鯖の塩焼き)(動物性たんぱく質、動物性脂質)
■セルフバー(ブロッコリー、オクラ、わかめ、ツナ)(食物繊維、動物性たんぱく質、動物性脂質)
■納豆(発酵食品)
■巣ごもりたまご(動物性たんぱく質、動物性脂質、食物繊維)
■味噌汁(発酵食品)

合計442円の、
糖質控えめで、たんぱく質、脂質、食物繊維、発酵食品が中心の体に優しいメニューになりました(^O^)/




先週の講義の補講が、予備日(8月9日、10日)に行われるとのことで、それに伴い期末試験日程も調整されるだろうとの話でした。

大学生は、すぐに夏休みに入ると思っていたのですが、
8月半ばまで講義があるのですね。

その分、
夏休みも9月一杯まであるようですが(^^;


この講義も
あと一カ月ちょっとになりましたので、残された時間も大切にしていきたいと思っています(^O^)/


『広島大学履修生日記(ブログへリンク)』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】(ブログへリンク)』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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