「日本酒や白ワインなどに糖質が多い理由」~広島大学履修生日記(食品微生物学 第11回)

今週も、第11回目の
広島大学生物生産学部の講義に行ってきました(^^)/


この日は、前日の夏のような梅雨の晴れ間とは違って、朝から雨でしたので、いつものバイクは止めて、バスで大学に行くことにしました。

広島市内から広島大学行きの高速バスが出ていますので、1時間ちょっとで行くことができます(^^)

バスは、広島大学経由で他の大学にも行っているのですが、結構学生も乗っていたので、広島市内から1時間以上かけて、毎日通っている学生もいるのですね。


この日も講義前に、他の学部を見て来ました。

今回は、
法人本部です。




ここは、大学の事務局になっているのですが、中には、
社会産学連携室というセクションもあって、大学と地域産業との連携を図っています。

その一環で、
マツダとの水素自動車の共同開発の成果として、マツダから寄贈された
水素自動車が展示されていました(^^)




この日の講義も、
「クイズ」と称した
「小テスト」から始まりました(^^;

前回の結果が返ってきましたが、3点満点中
2.5点(おまけで3点扱い)でした(^^)

また、以前、私が質問した内容の回答も併せて返ってきました。

糖質は、解糖系で代謝され、その際に合成されたピルビン酸がミトコンドリアでさらに代謝され多くのエネルギーを作り出しますが、
糖質がかなり多いと、ピルビン酸のミトコンドリアでの代謝より、糖質の解糖系での代謝が優先され、エネルギー効率が悪くなることはないのでしょうか?


→ ミトコンドリアが働く条件が整っていれば、解糖系で合成されたピルビン酸はミトコンドリアで代謝され、36ATPエネルギーを生み出します。

ただし、十分な酸素がないなど、ミトコンドリアが働かない状況下では、ピルビン酸はミトコンドリアでは代謝されずに、乳酸に変わることになります。



糖質
解糖系で代謝されるだけだと、
2ATPのエネルギーしか生みません。

その際に合成された
ピルビン酸
さらにミトコンドリアで代謝されることで
36ATPのエネルギーを生み出すのですが、
ミトコンドリアは、
■酸素が十分あること
■温度が高いこと
■鉄、亜鉛、マグネシウムなどの補助酵素があること

などの条件が整っていなければ働かないので、その場合はピルビン酸はミトコンドリアでは代謝されずに、
乳酸と疲労物質に変換され、
こりや疲れの原因になるとともに、
エネルギー不足(2ATPしか生まれない)になってしまいます(>_<)


つまり、
糖質を摂っても
■呼吸を十分に行わなかったり、
■低体温であったり、
■糖質中心の食生活で鉄・亜鉛・マグネシウムなどが不足してた場合は、

ミトコンドリアの働きが悪くなりますので、解糖系のみが稼働し、
スタミナがなくて、疲れやすい身体になってしまうのです(>_<)


これは、糖質を摂らずに、
脂質を摂った場合でも同様で、
酸素不足や、低体温や、鉄・亜鉛・マグネシウムが不足していると、
ミトコンドリアの働きが悪くなり、
摂った脂質は上手くエネルギーにできなかったり
体脂肪の燃焼が進まなくなるのです(>_<)



講義の前半は、前回の続きで、
食品の悪変(腐敗)です。

食品の腐敗を防ぐ保存法
としては、細菌の成育条件を満たさないようにすれば良いので、
■低温(冷凍・冷蔵)
■脱水(乾燥・粉末状)
■酸素除去(真空包装・ガス充満)
■浸透圧低下(塩漬け・砂糖漬け)
■pH低下(酢漬け)

など、様々な保存法があります。

しかし、細菌によっては、例えば
低温でも生育可能なものもいるため、
冷蔵していても腐敗が進むこともあります(^^;

また、
冷蔵庫から出して置いておくと、温度が上昇し
細菌が増殖することになりますので、これからの時期は要注意です(>_<)


これらの保存方法の他にも、
食品添加物による保存もありますが、例えば
合成保存料は、細菌の増殖も抑制しますが、
腸内細菌の活動も抑制することになりますので、
食品添加物が含まれる加工食品などをいつも食べていると、
腸内環境が悪化し、
便秘・冷え性・免疫力低下などになるおそれがありますので、ご注意くださいね(^^;



講義の後半は、
微生物の利用(発酵食品1)です。

発酵食品の一つには
酒(アルコール)があるのですが、アルコールは、
ブドウ糖酵母の働きで
アルコール(エタノール)と二酸化炭素に分解

することで作ることができます。

ワインは、ぶどうに含まれるブドウ糖をアルコールに分解したものですし、
ビールは、大麦を糖化させ、アルコールに分解したものですし、
日本酒も、米を糖化させ、アルコールに分解したものです。

これらの
醸造酒は、いずれも糖がアルコールに分解されていきますので、
できた醸造酒の中にも
糖質が含まれている
ことになります(^^;

一方、焼酎、ウイスキー、ブランデーなどの
蒸留酒は、原料をアルコール発酵させてから、
蒸留でアルコールのみを取り出して作りますので、
糖質が含まれていないのです(^^)

ただし、糖質がないから太らないと言って、
蒸留酒も飲みすぎると太ることがあります(>_<)

アルコールは飲みすぎると、
肝臓の解毒作用や代謝機能が滞ってしまい
さらに、エネルギー代謝に必要な
必須ビタミンなども不足することになるため、
身体のエネルギー代謝機能が低下し、
体脂肪の燃焼が滞ってしまうことになるので、ご注意くださいね(^^;

『「糖質が少ないお酒でも太る理由」~「ダイエット」通信(補足号その16)(ブログへリンク)』


講義が終わり、いつものように学食に行きました。

この日のの体に優しい学食メニューは、

■イカリングフライ(動物性たんぱく質、動物性脂質)
■セルフバー(チキンサラダ、ブロッコリー、わかめ)(動物性たんぱく質、動物性脂質、食物繊維)
■納豆(発酵食品)
■ワカメときゅりとじゃこの酢の物(食物繊維、動物性たんぱく質、動物性脂質)
■味噌汁(発酵食品)

合計503円の、
糖質控えめで、たんぱく質、脂質、食物繊維、発酵食品が中心の体に優しいメニューになりました(^O^)/




この日は、帰りも雨でバスに乗って帰ったため、いつもバイクで寄っていた
スーパーで新鮮な野菜や魚を買うことができませんでした(>_<)

この
スーパー(エブリイ)は、少し離れていますが広島市内にもあるので、雨が上がったら、そちらの店にも行ってみようと思います(^^)

来週は雨が降らなければいいですね(^^)

早く梅雨明けになるのを祈っています(^O^)/


『広島大学履修生日記(ブログへリンク)』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】(ブログへリンク)』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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