「わら納豆が稲わらに入っている理由」~広島大学履修生日記(食品微生物学 第13回)

今週は、6/24休講分の補講で、第13回目の
広島大学生物生産学部の講義に行ってきました(^^)/

祝日ということもあり、
大学は閑散としていましたが、考えたら、6/24は大雨警報のより全学一斉休講になっていますので、当日の講義は
全てこの日に補講があるはずなのですが、3連休の最終日ということもあり、すでに予定が入っていた学生も多いのでしょうかね(^^;


この日も、講義の前に、
総合科学部に行ってみました(^^)




この日の講義も、
「クイズ」と称した
「小テスト」から始まりました(^^;

前回の結果が返ってきましたが、3点満点中
2点でした(^^;

問題は、レジュメの中に全て書いてありましたが、縮小コピーで字が小さすぎて、転記ミスをしてしまいました(>_<)


以前、私が行った質問の回答も併せて返ってきました。

講義内容からはそれてしまいますが、利益を上げることを目的とする製薬会社が病気を治す薬を開発・販売するのは自己矛盾だと思います。

病気が治ると儲からない、病気が長引くと儲かる、これでは病気が治らない薬を開発してしまうことになるので、製薬会社は民間会社ではなく、国が税金で行う国営事業とすべきではないでしょうか。


→ 言わんとすることはよく分かります。
実際に、発展途上国特有の感染病や風土病などの治療薬などは高く売ることができないので、製薬会社が二の足を踏むことは良くあります。

一方で、ノーベル賞受賞者の大村先生とその協力会社のように、ボランティア精神で開発した薬を無償で開発途上国に提供している事例もあります。
また、ビル・ゲイツは、現在、自ら立ち上げた基金で、発展途上国の感染症撲滅に資金を積極投入しています。

世界中の製薬会社の代わりを政府が行うことは、残念ながら事実上不可能です。
製薬会社の中には、儲けのない薬を宣伝材料に使うという方法もあるようですので、色々な道はあるかと思います。



答えが難しい質問でしたので、担当教授も精一杯答えて頂きましたが、
製薬会社が、豊かな国々へ、治らない薬を売る続ける構図はこれからも変わらないと思っています。

特に、
日本人は、薬好きで、医者の言うことには従順な国民性もあり、全世界の製薬会社から食い物にされていますので、その見直しを今の日本政府に期待しても無理だと思っています(>_<)

唯一できる解決策は、
我々が賢い消費者になっていくこと、つまり、
正しい知識を身につけて、正しい食生活で健康になり、無意味な対症療法薬への依存から離脱することだと思っています(^^)/



この日の講義は、前回から引き続き、
微生物の利用(発酵食品2)です。

講義では、色々な発酵食品についての話がありましたが、
発酵食品の製造工程やその作り方の違いを聞くと、
良い食品と悪い食品などの違いが分かってきますね(^^)/

講義の中から、いくつかご紹介してみます(^^)


【食酢】

食酢は、
米などを麹や酵母でアルコール発酵させ、それから酢酸菌で酢酸発酵させて作るのですが、この前半の
アルコール発酵を行わずに、
工業生産のアルコールから酢酸発酵して作ったものが
酒精酢
になります(^^;

さらに、
酢酸発酵さえも行わずに、
工業生産の酢酸を合成して作ったものが
合成酢
になります(>_<)

安い酢だと、
酢の種類や、原材料で良くない酢であることが、すぐに分かりますよね(^^;


【チーズ】

チーズは、
牛乳に、乳酸菌とレンネット(凝乳酵素剤)と塩を順番に加えて発酵させ、最後に熟成させて作ります(^^)

この最後の、
熟成の仕方によって、色々なチーズに分かれて、例えば、
細菌によって長期(2~3年)熟成したものが、
パルメザンチーズで、
水分量が少なく、非常に固くなります。

また、
カビによって短期(2~6カ月)熟成したものが、
ロックホール(ブルーチーズ)で、
水分量は中程度で、固さも中程度です。

さらに、
熟成を行わないものが、
クリームチーズで、
水分量は多く、非常に柔らかくなります。

こういう視点でチーズを見てみると、とても面白いですね(^^)/


【漬物】

漬物には、
乳酸菌などの微生物で発酵して作ったものと、
微生物がほとんど関与しないものに分かれているのです(^^)

例えば、
ぬか漬け、キムチ、べったら漬け、味噌漬け、粕漬などは、
微生物が関与している発酵食品になりますが、

ラッキョウ漬け、福神漬け、シバ漬けなどは、
微生物がほとんど関与しないので発酵食品にはなりません(^^;

また、一番多い
塩漬けについては、
長期間塩漬けにしたものは発酵食品になりますが、一夜漬けなどの
短期間のものは発酵食品になりません(^^;

ただし、長期間塩漬けしたものでも、
梅干しのように、塩分濃度が非常に高いと、微生物が活動できないため、
発酵食品にはなりません(^^;

漬物も、良く考えながら選ぶようにすると、
身体に良い発酵食品を摂ることができますね(^O^)/


【納豆】

納豆は、
大豆を納豆菌で発酵させて作ったものですが、昔ながらの納豆は、
稲わらに入っているわら納豆
なのですが、なぜ稲わらに入っているのでしょうか?


納豆菌は、枯草菌の一種でして、枯草菌はその名の通り、
稲わらなどの枯れ草に付着している細菌になります(^^)

この納豆菌は、
芽胞と呼ばれる固い殻に覆われているので、高熱などに強く、稲わらに大豆を包んで、
熱湯で煮沸すると、納豆菌以外の細菌が死滅して、納豆菌だけで大豆を発酵させることができるのです(^O^)/


ちなみに、現在、売られている多くの納豆は、
発砲スチロールの容器に入って売られていますが、これは、納豆を小分けにして入れているのではなく、
大豆を発砲スチロールの容器に詰めて、それに納豆菌を入れて、そのまま高温で発酵させて作っているのですよ(^^)/


色々と勉強になりますね(^^)/


最後に、次回講義のある
「プロバイオティクス」、つまり
「腸内フローラのバランスを改善させる、人などに有益な生きた微生物」についてのイントロの説明がありました(^^)

この
「生きた微生物」というのがポイントになるのですが、私から、

「発酵食品などに含まれる乳酸菌などの微生物は、胃酸で死滅してしまい、生きて腸に届くことはほとんどないけれど、なぜ腸内環境の改善に効果があるのか?」
という質問を提出しておきました(^^)/

おそらく、次回の講義の中で説明があると思いますので、楽しみですね(^O^)/



講義が終わって、いつものように学食に向かっていくと、広島も
梅雨明けしたとのことで、
爽やかな木々と青空が広がっていました(^^)/




学食に着くと、本日は祝日につき休みとのことで、一部開店する学食もあるのですが、
カレーのみとのことなので、
パスすることにしました(^^;

日頃は、昼食をほとんど食べていないのですが、講義を受けるときは学食に行く習慣になっているので(笑)
いつもの、大学近くのスーパーに寄って、帰ってから料理して食べることにしました(^^)

この日は、
豚コマ、鶏皮、ぶり刺身用、モロヘイヤ、アスパラ、トマト、みょうがと、
新鮮で美味しい食材がたくさんなのに、
約1150円お安く買い物ができました(^O^)/




帰ってから、速攻で作ったのは、
ズッキーニとアスパラとパプリカのカリカリ鶏皮炒めです(青じそ添え)(^^)

発酵食品にもこだわって(笑)、最近手作りした
ぬちまーす入りの塩麹
キムチで味付けし、
チーズもトッピングしてみました(^^)/

キムチのピリ辛と、塩麹の旨みと、鶏皮のカリカリ感が、新鮮な野菜とマッチして、彩りも食欲をそそり、美味しかったですよ(^O^)/




今週は、金曜日にまた講義があるので楽しみです(^^)

講義内容も、この講義の目的であった、
発酵食品と腸内細菌の話になってきましたので、とても面白いですね(^^)/

これまでの、基本的な勉強が基礎知識になってくので、理解も深まり、さらに興味が沸いてきました(^O^)/


『広島大学履修生日記(ブログへリンク)』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】(ブログへリンク)』

テーマ : ダイエット・美容・健康
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Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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