生きていく力を育むには

私は、子育てや教育で目指すものは、
生きていく力を育むことだと思っています。


人は、最終的には、
親から自立し、自分の力で生きていく必要があります。

だからこそ、
生きていく力が一番重要だと思っています。


親御さんの中には、こどもが生きていくためには、
安定的な生活が必要なので、
良い大学に入って、良い会社に入ることが重要だと思われている方も多いと思います。

しかし、良い大学に入ったり、良い会社に入ることを目標にして育てていても、
必ずしも生きていく力を育むことにはならないのです(>_<)


私が大手の保険会社で勤務していた際にも、色々な大学を卒業して入社してきた人々を見てきました。

その中で対照的な人物をご紹介すると、一人は、
都会育ちで、
小さな頃から塾などに通い、小中高と
有名私立に合格し、
大学も一流大学を卒業して入社してきた人物
A君
がいました。

もう一人は、
地方出身で、小さな頃から
近所の友達と色々なところで遊んで過ごし、小中高と
地元の公立学校に通い、大学も
地元の地方大学を卒業して入社してきた人物
B君
がいました。


A君は、
言われたことはきちんとこなす、上司から見たら優秀な人物なのですが、残念ながら、
言われたことしかできず
自分で考えて仕事をしろと言うと、どうして良いのか分からず、
フリーズしてしまいます(>_<)


一方、
B君は、A君ほどそつなくこなせず、時間もかかるのですが、
言われたことを自分なりに考えてきて、このようなやり方もあるのではないかと
提案してきたりもします(^^)


また、一番の違いは、
「対人関係」で、
B君は、相手の性格なども見ながら
どのような人とも上手に付き合うのですが、

一方、
A君は、自分と合う人とは非常に上手くやっていく反面、
苦手な人とはほとんどコミュニケーションがとれない状況でした(>_<)


本社配属になった二人でしたが、その後、
地方支社に転勤になり、
B君
転勤先でも上手に付き合っていきながら、B君なりの新しい試みも行って、
職場でも頼りにされていると聞きました(^^)/


一方、
A君は、本社と違って、
色々な雑用も多く、また色々な人との人間関係が上手くいかなかったこともあり、ほどなく
退職してしまいました(>_<)


なぜ、このような違いが生まれたのでしょうか?

特に、
A君は、世間で言うところの、
一流大学出身の頭も良いエリートなのに、
なぜ、仕事が上手くいかなかったのでしょうか?

それは、たまたま、会社や職場が彼に合わなかったからなのでしょうか?


A君は、小さな頃から塾に通い、小学校から有名私立を受験・合格し、就学前から小学校の時期も、
ほとんど近所のこどもたちと遊ぶこともなく、塾通いを行っていました

その勉強も
教えられる勉強で、最終的には一流大学に合格するための、
暗記・計算・パターン学習を徹底的にトレーニングしてきましたから、
言われたことや、答えのあることには強くなっても、
自分で考えたり、答えのないものには弱くなってしまいました(>_<)

また、小中高と、
同じように受験・合格してきた連中と一緒に過ごしてきたので、自分と同じような人たちとは上手く付き合うことができても、
全く違う人々に対しては免疫がなく、社会に出て、色々な人々と接することになると、
上手く付き合えないことになってしまいました(>_<)


一方、
B君は、幼少期・小学校時代に、塾などには行かずに、
近所の友達と色々な遊びをしながら過ごしてきました。

遊びも、今のこどもたちが多くやっているTVゲームなどは少なく、田舎ということもあり、近くの公園だけでなく、海や山なども含めて、
自然の中で、自分たちで工夫しながら、色々な遊びをしてきました。

また、
買い物などのお手伝いも当たり前のようにやってきていましたので、
遊びやお手伝いを通した生きた学習、それも、
自分たちで創意工夫しながら考えていく力が育まれたのだと思います(^^)

さらに、近所の子どもたちと遊ぶときも、小さなこどももいれば、大きなこどももいる、乱暴なこどももいれば、大人しいこどももいる、
多様なこどもたちの小さな社会での遊びを経験してきました(^^)

それは、小中高と地元の公立学校でも、同じように様々な同級生がいましたので、
色々な人に対する対人能力が育まれてきたのだと思います(^^)/


この二人の事例は、決して特別な話ではなく、現在は、
B君タイプの人が非常に少なくなってきて、一方、都会に限らず、地方でも
A君タイプの人が増えてきています(>_<)

何を目標としてこどもたちを育てていくのか、
良い大学や良い会社に入ることが目標ではなく
そこからが本当のスタートなのです。

つまり、
自分一人の力で、数々の困難も乗り越えて、色々な人々と一緒に、社会生活を行っていかなければいけないのです。


そのための、
生きていく力を育むにはどうしたら良いのか、みなさんは、どのようにお考えになりますか?

お話が長くなりましたので、また次回に、お話ししたいと思います(^^)


≪続き≫
『生きていく力を育むには(続き)(ブログへリンク)』

生きていく力


『教育問題(ブログへリンク)』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】(ブログへリンク)』

テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
このブログはFacebookにも投稿していますので、コメントなどはFacebookでお願いします。
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