理系と文系

日本では、大学進学時に
理系文系かの進路選択を行う際に、
数学が得意国語が苦手な人は理系を、また、
数学が苦手国語が得意な人は文系を選ぶ傾向があると思います。

特に、
文系を選ぶ人は、
数学が苦手なので、消去法的に文系を選ぶケースが多いのではないでしょうか?


その結果、
理系の人は、
数字に強く論理的だけど、
文章を書いたり対人関係があまり得意でない
印象があったり、また、
文系の人は、
人当たりが良く対人関係が得意だけど、
数字や論理的に考えるのがあまり得意でない
印象がありますよね(^^;


しかし、そもそも、
理系とは、
主に自然界を対象とする自然科学系の分野
であり、また、
文系とは、
主に人間の活動を対象とする人文科学・社会科学系の分野
ですので、
数学や国語が得意・不得意というのは本来関係ないはずなのです(^^;

実際、数学は、自然科学系に限らず、人文科学・社会科学系を含めた全ての分野で必要ですし、また、国語も、自然科学系であっても、論文を書いたり、議論したりする際には必須のものなのです。


特に
数学については、計算力より、論理的思考力が重要ですので、数学が苦手で、消去法的に文系を選ぶ人は、
難しい文章題などの論理的思考が苦手な方が多いのではないか思われます(>_<)

もっとも、数学が得意で理系を選ぶ人でも、
計算力に長けているので数学が得意という人も結構います。

実際、私は大学で数学を専攻し、社会人でもアクチュアリーという数少ない応用数学を専門分野とする仕事に30年間携わってきましたが、その際に、理系で数学専攻の人であっても、
計算は非常に得意だけど、論理的に考えるのが苦手という人が結構いましたね(^^;


社会では、多くの分野で文系の人が中心に仕事をしていて、理系の人が仕事をしているのは特定の専門分野というケースが多いため、本当にびっくりするのは、
非論理的なことが結構世の中に出回っていることです(^^;

実際、私は、生命保険などの金融分野で仕事をしてきましたが、これらの分野で非論理的なことがあると大変なことになりますので、
論理的な話が当たり前だと思っていました。

しかし、会社を早期退職して、金融分野以外の世の中に出てみると、
非論理的なことがかなり横行しているのにも関わらず、それに疑問を抱く人が非常に少ないことに、本当にびっくりしました(^^;


例えば、日本人の好きな健康やダイエットや美容などの産業では、
「○○が身体に良い、○○で痩せる、○○できれいになるので、これを買いましょう」というような商売が横行しています(^^;

しかし、それらをよくよく見てみると、
なぜ身体に良いのか、なぜ痩せるのか、なぜきれいになるのかについて、
論理的な説明がなかったり、他の正しいことと比べると矛盾しているにも関わらず、それに
疑問を持つ人は極めて少ないです(>_<)

これは、販売側が、
「消費者は論理的思考力が苦手な方が多いので、おそらく分からないだろう」と思って、そのような非論理的な商品を販売しているのでしょうが、実際、
ものの見事に多くの方が騙されていますよね(^^;


また、
国や医者などの専門家の言うことを鵜呑みにする人も結構多く、彼らが言っていることをよくよく考えてみれば、
同じく非論理的な話が多いにも関わらず、それらを妄信している人も多いですね(^^;

これは、
自分では何が正しくて何が間違いなのか、論理的に考えて判断することが苦手なので、
専門家や権威の言う話であれば正しかろうと思い込んで、その話を疑うことなく信じているのでしょうね(>_<)


もう少し、気の利いた人は、
専門家の中でも、正しいことを言う人を選んで、その人の話を聞くことで正しい選択をしている方も増えてきています。

しかし、正しいことを言う専門家であっても、
言っていることが100%正しいとは限らないのですが、それに疑問を持たずに全ての話を信じている方も多いです(^^;



結局、大切なことは、
様々な情報の中から、論理的に考えて、正しい情報を選び、それを元に自分なりの考え方を確立していくことです。

論理的に考えてみれば、嘘情報はすぐに分かりますので、それらは全て排除し、残りの確からしい情報の中から、
論理的に正しいと思われることをピックアップし、それらが相互に矛盾していないか、正しいことを示す実績・データがあるかなどで、絞り込んでいけば、かなりの確率で、
正しい情報を得ることができますよね(^^)/

『正しい情報を入手するには(ブログへリンク)』


また、
正しいことを言っていると思われる人と、実際にコミュニケーションしてみれば、その人の理解度や、論理的思考力などが分かりますので、
信頼し得る人かどうかの見極めもできます(^^)/

それは実際に会って話さなくても、FacebookなどのSNSでも、コメントやメッセージなどでやりとりすれば、すぐに分かると思います。

このためには、
コミュニケーション力も必要になりますね(^^)



これらは、正しい情報を入手できるかどうかだけでなく、
現在のような混とんとした厳しい世の中で生きていくために必要な力だと思っています。

つまりその力とは、
論理的思考力コミュニケーション力なのです。


人が社会活動の中で生きていくためには、
正しいことを見極める力と、自分で考えだしていく力が必要になりますが、それを自分の中だけでそれを行っていても駄目なので、
他人とコミュニケーションを取ることで、
他人から情報を得て、他人に情報を発信することができます。

そのためには、
論理的思考力コミュニケーション力の両方が必要であり、それは学習においては、
数学(算数)における論理的思考力と、
国語におけるコミュニケーション力で育まれます。

これらを育むためには、
小学校における算数と国語が一番大切で、その
総合学習としての、
「読解力」「想像力」「論理的展開力」「計算力」「説明力」を育む算数の文章題が最も重要だと私は思っています(^^)/

『算数の文章題の効用(ブログへリンク)』


理系であれ、文系であれ、この数学(算数)と国語で最も重要となる
論理的思考力コミュニケーション力は、最終的に
社会に出て生きていくためには必須の力なのです(^^)


そのためには、こどもたちには、後で手遅れにならないように、小学校のうちに、
暗記や計算中心の学習ではなく、
考える力と読んで話す力をしっかりと育んであげたい
ですね(^^)/

理系と文系



『教育問題(ブログへリンク)』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】(ブログへリンク)』

テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
このブログはFacebookにも投稿していますので、コメントなどはFacebookでお願いします。
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