「ビタミンCが免疫力をアップするのはなぜ?」~広島大学履修生日記(食品栄養学 第6回)

今週も、後期第6回目の
広島大学生物生産学部の講義に行ってきました(^^)/

11月も半ばになってくると、寒さも厳しくなってきて、広島大学周辺の朝の気温は、一桁前半にまで低下していました(^^;


この日の食費栄養学の講義は、
「ビタミン」「がんと栄養」の二コマでしたが、前回お話しできなかった
「ミネラル」からお話しします。

【ミネラル】

主なミネラルである、
カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛について、担当教授のお話では

■カルシウム:現在、日本人に最も不足している
 (骨粗しょう症など)
■リン:食品添加物などに多く過剰摂取になってる
 (カルシウム吸収を阻害)
■カリウム:野菜不足などで減ってきている
 (ナトリウムとのバランスが崩れ、高血圧の原因)
■マグネシウム:同じく減ってきている
 (実は身体の様々な不調・病気の原因)
■ナトリウム:塩分の摂りすぎで過剰摂取になっている
 (カリウムとのバランスが崩れ、高血圧の原因)
■鉄:女性の月経時以外は、ほぼ足りている
 (これも身体の様々な不調・病気の原因)
■亜鉛:若い人に不足している
 (同じく様々な不調・病気の原因)


という認識で、
特にカルシウム不足が一番の問題とのことでした。

確かにカルシウム不足は常に言われていますが、そのブラザーイオンである
マグネシウム不足についての認識が担当教授には少ないようで、
また、
については、
ほとんどの成人女性が大幅なフェリチン(貯蔵鉄)不足であるにも関わらず、同じく
その認識があまりないようです(>_<)

後でお話しするビタミンでもそうなのですが、
エネルギー(ATP)代謝のための補酵素(鉄、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB群)としての認識があまりないようで、これらの
補酵素不足→ATP不足→様々な不調や病気という認識が不足しているようですね(>_<)

『「病気は全て繋がっている」~「ダイエット」通信(補足号その94)(ブログへリンク)』

『「不足栄養素を補うときの順番は?」~「ダイエット」通信(補足号その93)(ブログへリンク)』


各ミネラルの説明については、一般的な話が中心でしたので省略します。

「ダイエット」通信で、鉄、マグネシウム、亜鉛などを中心に詳しくお話ししていますので、ご参照ください。

『「ダイエット」通信 【目次】(ブログへリンク)』



【ビタミン】

ビタミンには大きく分けると、
脂溶性(ビタミンA、D、E、Kなど)
水溶性(ビタミンB群、Cなど)に分類されます。

脂溶性ビタミンは、
体内に蓄積されますので、
過剰に摂ると障害が生じることもあるですが、

水溶性ビタミンは、
過剰に摂っても排出されますので、
障害が発生することはほぼありません


ビタミンの説明についても一般的な話が多かったので省略しますが、興味深かったのは、
ビタミンCやEの抗酸化作用です。

ビタミンCとビタミンEは、
どちらも極めて酸化されやすく、酸化されると非常に安定的な構造になります。

つまり、ビタミンCとビタミンEには、
強い抗酸化作用があるということなのです(^^)


講義では詳しくは説明がなかったのですが、活性酸素には色々な種類があって、
ビタミンCはそれらの
全ての活性酸素を吸収するオールマイティーな働きがあります(^^)/

これが、
ビタミンCが免疫力をアップする理由で、
過剰な活性酸素が発生することによる様々な病気などをビタミンCが防いでくれるのですね(^O^)/


逆に、
病気やストレス時には、ビタミンCが大量に消費されて不足することになりますので、その際には
ビタミンCをしっかり摂ることで、免疫力を向上させることができます(^^)

ただし、ビタミンCは水溶性のため、
大量に摂っても排出されてしまいますので、
風邪をひいたときなどは、
時間を置きながら適量ずつビタミンCを摂ることが効果的なのですね(^^)/


また、
ビタミンEは、一部の活性酸素に対する抗酸化作用になっていますが、
脂溶性のため身体の内部に止まり
ビタミンCとの相乗効果で強い抗酸化作用が発揮されますので、
ビタミンCとセットで摂ることでより効果があるのです(^O^)/


なお、
ビタミンB群についても色々とお話がありましたが、やはり
補酵素としてのATP代謝における重要性の話はあまりなく、このあたりの認識の違いが、その後にあった「がんと栄養」などの
病気の原因や予防策について、世間で言われているような誤った認識に繋がっているのだと思われました(>_<)


「がんと栄養」については、
説明のあったデータなどから、新たな気づきもありましたが、お話が長くなりましたので、次回にしたいと思います。



講義が終わって外に出てみると、天気がとても良くて、紅葉もきれいでした(^^)/




今回の学食は、
西2食堂に行ってみました。

ここは、
総合科学部などの近くにあり、1~2年生も多く利用していますね。




今回も、学生たちがどのような食事をしているのか、周りの学生の様子でサンプル調査をしてみました。

学生10人(男性5人、女性5人)で、
■定食系 4人
■麺類 4人
■カレー 2人

で、麺類やカレーに
果物やデザートだけつけている学生も4人いました(^^;

また、
定食の男子学生のうち二人はごはん大盛りでおかずが少なく
1~2年生が多いこともあるのでしょうか、
全般的に糖質中心の食事でしたね(>_<)


なお、私のこの日の体に優しい学食メニューは、

■セルフバー(ソーセージ、チャーシュー、ツナサラダ、ブロッコリー)動物性たんぱく質、動物性脂質、食物繊維)
■さんまみぞれ煮梅だれ動物性たんぱく質、動物性脂質)
■巣ごもりたまご(動物性たんぱく質、動物性脂質、食物繊維)
■じゃこおくらスライス(動物性たんぱく質、動物性脂質、食物繊維)
■味噌汁(発酵食品)

合計447円の、
糖質控えめで、たんぱく質、脂質、食物繊維、発酵食品が中心の体に優しいメニューになりました(^O^)/




食事をして、外に出てみると、学内コンサートの宣伝で、
アカペラサークルがミニコンサートを行っていました

大学生のキャンパスライフらしくていいですね(^^)




予定では講義は後2回(2コマ×2)で、
「老化と栄養」や「進化と栄養」やディスカッションなどが行われる予定です。

今回、お話しできませんでしたが、「がんと栄養」の講義なども聞く限り、
病気の原因と予防については、国なども含めた一般の誤った認識と変わらないようですね(>_<)

講義で説明されている
生化学を基本にした身体の仕組みやデータなどから考えれば、正しい栄養と病気の関係が分かると思うのですが、前回もお話ししたように、
解釈を間違えてしまうと、全く違う見解になってしまうのですね(>_<)

担当教授の話ぶりも、それを強く信じていて、これまで長年に亘る研究をされてきたようなので、その話と全く違う見解を受け入れるかどうかは、難しいと思いますね(^^;

いずれにしても、試験までに、一度、担当教授とはお話ししようと思っています。



『広島大学履修生日記(ブログへリンク)』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】(ブログへリンク)』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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