太ることと痩せることのメカニズムについて

これまで、糖質によって太ることと、糖質制限によって痩せることをお話してきましたが、簡単にそのメカニズムについてもお話したいと思います。

まず、太るメカニズムです。炭水化物は分解されると、糖質と食物繊維になります。糖質は更に分解されてブドウ糖になり、これは体や脳の活動のエネルギーとして使用されますが、使用できなかった分(過剰摂取分)は、インシュリンの分泌により中性脂肪として蓄えられます。これが太るメカニズムです。
例えば、昼は活動しているのでまだ良いですが、夜はその後寝るだけですので、炭水化物を摂るとだいたい過剰摂取になりますので、その分は脂肪になってしまいます。
炭水化物以外のたんぱく質や脂質もエネルギーになりますが、これらにはインシュリンは分泌されませんので、太らないことになります。
従って、カロリーで太るというのは間違いで、炭水化物などの糖質によって太るのが正しいのです。

次に、痩せるメカニズムです。糖質を減らすと、活動のエネルギー源としてのブドウ糖は、たんぱく質から脂肪をエネルギーとして使用して作られます(糖新生)。また、脂肪からもブドウ糖代替物質が作られます(ケトン体)。
これらによって、脂肪が消費されますので、蓄積された脂肪が使われ痩せることになるのです。

炭水化物を減らした分は、たんぱく質を中心に増やすことが大事です。たんぱく質はエネルギー源として使用されますので必要なのですが、単なる食事制限によるダイエットだと、たんぱく質が減りますので、筋肉が使用されて、脂肪のみならず筋肉も落ちることになります。そうなると、基礎代謝も減って痩せにくい体になり、食事を元に戻すとリバウンドしてしまうことになるのです。

糖質制限をしてたんぱく質を増やすと、インシュリンの分泌が抑えられて脂肪が蓄積されなくなるのと、たんぱく質や脂肪の分解が進むので、基礎代謝は上昇し痩せやすい体になります。
私は、糖質制限によって標準体型になりましたが、基礎代謝は約1500kcal/dayと体重1kgあたり約24kalと上昇し、国の基礎代謝基準値では20歳台の計算になります。これは運動ではなく、ほとんどが正しい食事によるものです。

また、夜、炭水化物を摂らないようにすると、朝と昼に炭水化物を摂ったとしても、昼の炭水化物によるブドウ糖は夕方にはお腹が空いて不足状態になり、蓄えられた脂肪などが使用される状態になります。この脂肪が燃える状態は、翌朝に炭水化物を摂るまで約半日は続くことになります。
よくTVなどで、トクホ飲料なので体脂肪が燃えるイメージが映されますが、あんなものだけで体脂肪が燃えることはないです。夜、糖質制限すれば一晩中体脂肪は燃え続けますし、朝や昼も糖質制限したら、一日中体脂肪は燃え続けることになります。
しかも、本来ついてはいけない体脂肪から落ちていきますので、内臓脂肪やお腹回りなどが痩せていき、一方でたんぱく質をしっかり摂れば、とても均整の取れた理想的な体になっていきます。これが正しいダイエットなのです。

明日は、運動とダイエットの関係についてお話したいと思います。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
このブログはFacebookにも投稿していますので、コメントなどはFacebookでお願いします。
Facebookユーザーネーム:yart0108

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR