「緩やかな糖質制限が上手くいかない理由」~「ダイエット」通信(補足号その106)

こんにちは(^^)/

「ダイエット」通信補足号その106です(^^)/

今回は、
緩やかな糖質制限が上手くいかない理由についてお話しますね(^O^)/


糖質制限にも色々な種類があり、1日3食糖質制限を行う
スーパー糖質制限から、1食~2食糖質制限を行う
緩やかな糖質制限までありますよね。

また、最近では、
ロカボと言って、1食あたりの糖質量を少な目にして、一日当たりの糖質量を100g前後にする
緩やかな糖質制限もありますよね。


これらの緩やかな糖質制限は、比較的行いやすくて続けやすいこともあり、まずはこれから行われている方も多いと思うのですが、初めは順調に減少していった体重も、
停滞してしまったり、場合によってはリバウンドしたり、ときには調子が悪くなる方もいるのではないでしょうか(^^;

このように、緩やかな糖質制限を続けていっても、
美しく健康的なダイエットは上手くいかないことが多いのですが、それはいったい何故なのでしょうか?

ロカボ


緩やかな糖質制限は、スーパー糖質制限とは異なるいくつかの重要なポイントがあります。


【ケトン体モード】

「ダイエット」通信でお話ししたように、ケトン体モードに切り替わるには、スーパー糖質制限を続けていくことが必要で、
糖質を摂ってしまうと(1食20g以上、1日50g以上が目安)、
ケトン体合成がストップしてしまいます(>_<)

『「ケトン体モードにするには?」~「ダイエット」通信(補足号その105)』


ケトン体モードにならないことの最大の問題点は、
脳のエネルギー源は、引き続きブドウ糖のままだということです。

ブドウ糖は、ケトン体に比べて、
エネルギー効率が悪く、安定的な供給が難しく、認知症・脳血管疾患・脳腫瘍などの原因になりますので、
頭もよく回らなかったり、脳関係疾患の原因になったりするのです(>_<)

『「頭が良く回るのはブドウ糖?ケトン体?」~「ダイエット」通信(補足号その56)』


ケトン体モードでも、赤血球のために少量のブドウ糖を糖新生で作る必要がありますが、緩い糖質制限の場合は、さらに、
消費エネルギーの約2割を必要とするとも言われる脳に、多くのブドウ糖を供給する必要があります。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書では、その必要量はブドウ糖で約75g他も併せて約100g必要とも言われています。

『「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書』


これらのブドウ糖を安定的に脳に供給するためには、食事で摂る糖質だけでは不足するので、糖新生でもかなり賄うことになります。

しかし、
糖新生は非常にエネルギー効率が悪く(ブドウ糖を作り出すのに6個のATPを消費する)、ブドウ糖が完全代謝しても32個のATP(=38-6)、不完全代謝だと▲4個のATP(=2-6)と
エネルギー不足になってしまうおそれもあるのです(>_<)


また、糖新生は主にたんぱく質からブドウ糖を作るため、1gのブドウ糖を作るには約2gのたんぱく質が必要になると言われています。

仮に、脳のエネルギーを全て糖新生で賄おうとすると、たんぱく質は約150g必要になるため、
たんぱく質をしっかり摂っていても、不足して、筋肉量が減少してしまうおそれもあるのです(>_<)


緩やかな糖質制限で、減量できたときは、体脂肪減少に加えて、
筋肉量も減っている可能性もあり、それは基礎代謝の低下→
リバウンドしやすい身体の原因になるおそれもあるのです(>_<)



【グルコーススパイクと追加インスリン】

スーパー糖質制限と緩やかな糖質制限を比べた場合、食後のグルコーススパイクや追加インスリン分泌において、大きな違いがあります。

江部先生のブログによると、スーパー糖質制限の場合は、食後のグルコーススパイクはほとんど見られませんが、
緩やかな糖質制限の場合は、グルコーススパイクを抑えるのはかなり困難とのことです(>_<)

『各糖質制限食のスタンス』


例えば、1日2食糖質制限を行う場合でも、昼食だけ通常の食事を行うと、食後にグルコーススパイクが生じ、
眠くなったり、場合によっては低血糖などで調子が悪くなることもあると思います(>_<)

また、1食当たりの糖質量を控えた場合でも、緩やかな糖質制限の場合は、グルコーススパイクを回避するのは難しいということになりますね(>_<)


さらに、追加インスリン分泌においても、スーパー糖質制限だと少量で収まるのに対して、
緩やかな糖質制限では10倍から20倍レベルのインスリン分泌が起きるとのことです。

インスリンの過剰分泌は、
過剰な活性酸素の発生→酸化の進行→様々な病気や老化の進行に繋がりますし、
オートファジー機能の低下
体脂肪の蓄積・脂肪燃焼の抑制にもなりますので、
健康を害し、ダイエットの停滞にもなってしまうのです(>_<)



【糖質依存症】

糖質依存症は、脳の中の報酬系が糖質で刺激され、糖質摂取が止まらなくなる病気ですので、その治療のためには
糖質を絶つことが必要です。

『「糖質依存症について」~「ダイエット」通信(補足号その6)』


スーパー糖質制限を続けていると、糖質が欲しくなくなってきて、
糖質依存症から離脱できますが、
緩やかな糖質制限だと、糖質を摂ることで、報酬系のスイッチが入ってしまい、いつまで経っても糖質依存症からは離脱できずに、
つい糖質に手を出したり、糖質祭りになってしまうのです(>_<)

これは、
糖質のない人工甘味料を使ったスイーツなどを摂っている場合も同じですので、ご注意くださいね(^^;



いかがでしたか?

緩やかな糖質制限とスーパー糖質制限では、非常に大きな違いがあることをお分かり頂けましたでしょうか?


スーパー糖質制限は難しそうなので、まずは緩やかな糖質制限から始める方も多いと思います。

しかし、
緩やかな糖質制限の方が、糖質依存症から離脱できなかったり、不調になったりして、難しいことも多く、実は、
スーパー糖質制限の場合の方がスムーズにいくケースも多いのです(^^)


もっとも、女性に多い、
鉄たんぱく質不足などの栄養不足のケースでは、スーパー糖質制限をいきなり行うと、脂質をエネルギー源とするミトコンドリアが上手く稼働せずに、エネルギー不足になることもありますので、そのような場合は、
緩やかな糖質制限を行いながら、栄養不足の解消を図っていき、スーパー糖質制限に切り替えていくことも大切ですね(^^)/


いずれにしても、
緩やかな糖質制限は、過渡的な位置づけとして、
最終的にはスーパー糖質制限に切り替えることで、美しく健康的なダイエットを成功させていきましょうね(^O^)/


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『「美しく健康的なダイエット」グループ』


『「ダイエット」通信 【目次】』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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