(将来生活シミュレーション)本当に必要な生命保険その1

私は、
アクチュアリーという専門職として30年間生命保険会社で仕事をしてきましたが、日本人は約9割の方が保険加入しているほど、
保険好きの国民でありながら、
自分の入っている保険について良くご存知ない方が非常に多いです(^^;

一世帯で支払っている年間の平均生命保険料は約40万円にもなっていて、生命保険の超長期性を考えると、
一生涯で支払う保険料は1000万円を超えてしまうのですが、果たしてどれだけの方が、
本当に必要な生命保険に加入されているのでしょうか


現在、保険会社以外でも、ファイナンシャルプランナーや、保険ショップなど、客観的に生命保険についてアドバイスして貰えると言われているものがありますが、残念ながら、生命保険について知識不足だったり、自分の勧めたい生命保険に偏ったりしていることも多く、
一般の方が、本当に必要な生命保険について、知る機会が少ないのが現状だと思います(>_<)


そこで、私が、何回かに分けて、
本当に必要な生命保険についてお話ししていきたいと思っています(^^)/

今回は、
将来生活シミュレーションについてです(^^)



生命保険の必要性については、私は、
生活するために必要なものだと思っています。

それは、
家計を支えるご主人などに万が一のことがあったときに、
残されたご家族が生活していけるようにするとか、

病気やケガなどになったときに、
医療費負担などで生活に困らないようにするとか、

定年退職後収入が途絶えたときに、
年金を受け取ることで生活していけるようにするとか、
など、生命保険が様々な生活に必要なケースがあるのです(^^)


しかし、その必要性は、その人によって異なりますので、
その人のライフスタイルに応じた最適な生命保険を考えていく必要があります。

例えば、
独身の方なら、その人に万が一のことがあっても、
残された家族の心配はしなくても良いでしょうし、
ご家族がいる場合でも
小さなお子さんがいらっしゃる場合と、
お子さんが独立して働いている場合では、万が一の場合の
対応は全く変わってきます


当然、
現在独身の方であっても、将来結婚して、お子さんができて、その子が成人となって、最後はご夫婦二人での年金生活になっていくなど、
ライフスタイルは、将来に亘って変わっていきます


この
ライフスタイルの変化を将来に亘ってシミュレーションしていくことが、
生命保険を考えるに際してはとても重要です。

例えば、国の年金があてにならないと思って、老後の生活を不安に思われている方も多いかと思いますが、そのためにも、
将来生活シミュレーションを行うことで、
自分の将来の生活状況を予測することが可能
になりますから、そのために必要なものを生命保険で用意していけば良いのです(^^)/


この将来生活シミュレーションは、生命保険会社も、生活設計書などと言って、保険勧誘の際にシミュレーションしてくれることが多いですが、生命保険会社も商売ですので、加入してもらいたい保険が必要なような計算をしたりすることも多いです(^^;


ファイナンシャルプランナーなどに頼むことで、有料で計算して貰うこともできますが、ご家庭の資産や収入など、全てを第三者に開示することに抵抗感がある方も多いと思いますので、まずは、
ご自身で計算してみることをおすすめします(^^)

ご自分で実際に計算してみる
ことで、公的年金のことや、社会保険料のことや、税金のことなど、これまであまり考えていなかったことも、調べていくことになりますので、
より公的年金等の理解が深まりますし、ご夫婦で毎年ご一緒に計算してみることで、
お金の使い方なども、お互いに良く分かってくると思います(^^)

この将来生活シミュレーションは、生命保険会社に勤務している人でも意外と自分でやっていないことが多く、そのため、仕事柄生命保険に加入することが多い方でも、本当に必要な生命保険が分かっていないことも多いです(^^;

ちなみに、私が会社を早期退職して、現在ボランティア活動を行っているのも、この将来生活シミュレーションを色々なケースで計算してみて、大丈夫だと確信したからですので、決して無謀に会社を早期退職したわけではないのです(笑)



前置きが少し長くなりましたので、今回は、
将来生活シミュレーションがどのようなものなのか、その概要をお話し、詳細は次回お話したいと思います。


将来生活シミュレーションのイメージは、このようなものです(^^)

将来SIMイメージ


2017年に30歳の方のケースとしていますが、項目としては、
①自己資産
②収入項目(給与等、公的年金、個人年金、その他収入)
③支出項目(生活費、税金等、住宅費、その他支出)
④調整
⑤収支

となります。

計算は簡単で、エクセルなどの表計算でできますが、
②収入項目-③支出項目=⑤収支となり、
前年の①自己資産に、
その年の⑤収支を加減算することで、
翌年の①自己資産が計算されます。

これを繰り返していくことで、
将来に亘って生活シミュレーションを行うことができる
のです。


イメージ図が小さいと思いますので、
二分割して拡大したものが、これらになります。

将来SIMイメージ1

将来SIMイメージ2


それでは、
④調整とは何かと言いますと、
将来のシミュレーション計算するときは、この項目は0になります。

しかし、毎年、それぞれの項目の実績が出てきて、数字を埋めてみると、先ほどの、前年の①自己資産に⑤今年の収支を加減算してみても、今年度末の①自己資産には
ぴったり合わないと思います(^^;

大きく違っていたら、何か収支項目に見落としや間違いがあったり、自己資産の見落としやそれが利息などで増えた分を収支に入れていなかったりすることなどがあると思いますので、
もう一度チェックしてみてください。

それでも、どうしても期間のずれの問題(例えば、カード支払いで銀行口座からの引き落とし時期がずれる)など、
多少の誤差が残ると思いますので、ある程度許容できる金額になれば、
④調整で、収支を一致させ終わりにするということになります(^^)/



このように、一旦将来生活シミュレーションを行ってみても、
毎年の実績が判明したり、将来のライフスタイルが変わったりすると、それらを反映し、
将来生活シミュレーションも変わってくることになります。

年1回、この将来生活シミュレーションを再計算することで、それに応じて、
生命保険の見直しや、生活費の見直しなどを行い、
一生涯に亘って問題ないことを確認していけば、
毎年安心して暮らせますよね(^O^)/


それでは、
具体的な各項目の説明と注意ポイントなどにつきましては、次回お話ししますので、またご覧になってみてくださいね(^^)/



『本当に必要な生命保険』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】』

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プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
このブログはFacebookにも投稿していますので、コメントなどはFacebookでお願いします。
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