「ココナッツオイルダイエットって本当?」~「ダイエット」通信(補足号その118)

こんにちは(^^)/

「ダイエット」通信補足号その118です(^^)/

今回は、
ココナッツオイルダイエットって本当?についてお話しますね(^O^)/


ココナッツオイルは、
エネルギー代謝が早い身体に良い油でダイエット効果があるとよく言われていますね。

これは、ココナッツオイルやMCTオイルに含まれる
中鎖脂肪酸が、
消化・吸収・代謝が早く、ケトン体も効果的に作り出すため、ケトン体による体脂肪燃焼効果があると言われているからなのですが、果たしてこれらは本当なのでしょうか?


実は、これらは、ある意味では正しいのですが、
活用法を間違えてしまうと、ケトン体ダイエット効果は期待できなくなってしまうのです(>_<)

それでは、
正しいココナッツオイルダイエットとはどういうことなのでしょうか?

ココナッツオイル


ココナッツオイルやMCTオイルに含まれる
中鎖脂肪酸は、「ダイエット」通信でお話ししたように、
酸化や劣化しにくい飽和脂肪酸の一種で、肉やバターなどに多く含まれる
長鎖脂肪酸に比べると、
エネルギー代謝も早いですが、その分スタミナ切れも早かったですよね(^^)

『「色々な油のダイエット効果」~「ダイエット」通信(補足号その31)』


この
中鎖脂肪酸の特徴を、長鎖脂肪酸と比較しながら見てみましょう(^^)/


【消化・吸収・代謝】

■長鎖脂肪酸

長鎖脂肪酸は、小腸から消化・吸収された後、
一旦全身に運ばれてから、肝臓に戻り、エネルギー代謝が行われます

この際、長鎖脂肪酸をミトコンドリア内に取り込むためには、
L-カルニチン必要になります。

このため、長鎖脂肪酸が消化・吸収・代謝するのには、
比較的時間がかかり、摂取してから
5~6時間後くらいにエネルギーになると言われています。


これが、長鎖脂肪酸が、
エネルギー代謝に時間がかかるけど、その分スタミナ持続力があると言われている理由なのです(^^)/


■中鎖脂肪酸

中鎖脂肪酸は、小腸から消化・吸収された後、
直接肝臓に運ばれ、エネルギー代謝が行われます

この際、中鎖脂肪酸をミトコンドリアに取り込むためには、
L-カルニチン不要です。


またミトコンドリアでの
代謝速度も速く、長鎖脂肪酸の5~10倍とも言われています。

このため、中鎖脂肪酸が消化・吸収・代謝するのが早くなり、
摂取してから3時間くらいでエネルギーのピークになると言われています。


これが、中鎖脂肪酸が、長鎖脂肪酸に比べると、
エネルギー代謝も早いですが、その分スタミナ切れも早くなってしまう理由なのです(^^)/



【ケトン体】

■長鎖脂肪酸

長鎖脂肪酸は、
糖質を厳しく制限することで、糖質から作られるオキサロ酢酸が不足してきますので、
肝臓でケトン体の合成に回されるようになります。

『「ケトン体モードにするには?」~「ダイエット」通信(補足号その105)』


この際、長鎖脂肪酸からケトン体を大量に作るには、スーパー糖質制限のように
糖質を厳しく制限することと、
脂質もかなり多く摂る必要があるのです(^^)/


■中鎖脂肪酸

中鎖脂肪酸の場合は、
オキサロ酢酸がそれほど不足していなくても大丈夫なので、そのまま
肝臓でケトン体合成に回され、また、
ケトン体合成能力も高いのです。


従って、
スーパー糖質制限まで行わなくてもOKで、中鎖脂肪酸から
大量にケトン体を作り出すことができるのです(^^)/


これらの詳しい説明については、こちらの
福田先生のブログをご覧になってみてください。

『中鎖脂肪酸中性脂肪とは』



ここまでご覧頂くと、
中鎖脂肪酸が長鎖脂肪酸に比べて、消化・吸収・代謝速度・効率も良く、ケトン体も非常に効率的に作り出すことがお分かり頂けたかと思いますが、それではなぜ、このような結果になっているのでしょうか?


その理由は、こちらの
吉冨さんの投稿をご覧になるとよく分かると思います(^^)

『中性脂肪に短鎖・中鎖脂肪酸が取り込まれない理由』


要約すると、
中鎖脂肪酸には細胞毒性があり、ミトコンドリアなどはこれらを嫌うため、体内に中鎖脂肪酸を貯めこまず、
すぐにエネルギーとして利用しようとするからなのです(^^;

吉冨さんも仰っているように、細胞毒性があるからと言って中鎖脂肪酸が身体に毒と言うわけではなく、身体に残らないようにするために、
結果的にエネルギー代謝が早くなっていると言うことなのですね(^^)



それでは、最後に、
中鎖脂肪酸のケトン体ダイエット効果はどうなのでしょうか?


お話ししてきたように、中鎖脂肪酸を摂ると、効率的に大量のケトン体を作り出すことができます。

しかし、
ケトン体を多く作り出すことと、ケトン体モードにすることは異なるのです!


一時的にケトン体が増加したとしても、ケトン体モードにするためには、それを
24時間持続させる必要があります。

中鎖脂肪酸は、ケトン体を多く作り出す分、スタミナ切れも早いですので、高ケトン体を維持するためには、
中鎖脂肪酸をずっと摂り続けないといけません

しかしながら、
寝ているときには中鎖脂肪酸を摂ることはできませんので、
体脂肪を燃焼させてケトン体を作り出すことが、高ケトン体を持続するためには必須なのです。


体脂肪のミトコンドリアへの取り込みには、長鎖脂肪酸と同じく、
L-カルニチン必要ですし、ケトン体を合成するためには、
スーパー糖質制限を行う必要があるのです。


従って、
ココナッツオイルやMCTオイル主体でのケトン体は、それはあくまで
一時的なケトン体の増加にすぎず、
持続的にケトン体を作り出すためには、
長鎖脂肪酸主体で、
安定的・持続的に脂質補給を行い、併せて、
L-カルニチンを活性化させることで、
体脂肪燃焼によるケトン体モードに切り替えておく必要があるのです(^^)/


L-カルニチンは、
2つの必須アミノ酸(リジン、メチオニン)、
3つのビタミン(ビタミンC、ナイアシン、ビタミンB)、
を元に
体内で合成することができますし、
羊肉・牛肉・豚肉などの肉類にも多く含まれています(^^)

『L-カルニチンとは』


従って、
肉やたまごなどの動物性食品をしっかり摂ることで、
L-カルニチンを作り出し、加えて、
バターや生クリームなどの動物性脂質をしっかり摂ることで、
ケトン体を作り出していくことが、
ケトン体ダイエットの基本になるのです(^O^)/


ココナッツオイルやMCTオイルの中鎖脂肪酸については、
ケトン体に切り替わりにくい方が補助的に使うのは効果的だと思いますが、
ケトン体モードに切り替わっていけば、自分でしっかり食事が摂れる方には、もう
必要ありませんよね(^^)

もっとも、
食事を摂るのが困難な方などには、
エネルギー代謝効率の良い栄養素として中鎖脂肪酸を摂っていくのは効果的だと思います。



いかがでしたか?

ココナッツオイルやMCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸の正しい活用法について、お分かり頂けたでしょうか?


これらの
中鎖脂肪酸は、自然界では極めて少ない存在なので、それらをメインとした食事法が変だなと言うことは、直感的に気がつかれている方もいらっしゃったのではないでしょうか(^^;

一側面だけを見て、中鎖脂肪酸がケトン食のメイン脂質だと仰っている方(しかも動物性食品を排除)もいますが、これまでお話ししたことをご理解頂ければ、それが
間違っていることは自明ですよね(>_<)


みなさんは、世の中のブームに踊らされることなく、正しい知識と理解によって、美しく健康的なダイエットを成功させていきましょうね(^O^)/



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『「ダイエット」通信 【目次】』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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