(個人年金続き)本当に必要な生命保険その4

本当に必要な生命保険の第4回目です。


前回
個人年金についてお話ししましたが、今回は、もう少し
個人年金についての補足説明を行いますね(^^)


まずは、
個人年金の基本的な仕組みについてのお話です。

個人年金については、
年金を支払う原資となる年金原資を摘み立てる保険料払込期間と、
年金を受け取る年金受取期間に分かれます。

次のイメージ図をご覧になってください。

個人年金


■保険料払込期間

この期間は、
払い込んだ保険料を元に年金原資を積み立てていく段階になりますので、
貯蓄が中心になります。

他の生命保険(養老保険など)に比べても、
貯蓄機能は高いですから、
長期間に亘って貯蓄をしていく金融商品としてはおすすめになります(^^)


■年金受取期間

この期間は、
積み立てた年金原資を元に年金を受け取っていくことになります。


生命保険会社などによっては、年金原資は、
一時金として受け取ることもできますし、
年金の種類(確定年金、終身年金など)を変えて受け取ることもできます。


実際の計算は、利率や死亡率などを元に計算されるのですが、イメージで言えば、例えば
年金原資が1000万円の場合の年金種類ごとの年金額はこのような感じになります。

・5年確定年金
 1000万円÷5=約200万円
・10年確定年金
 1000万円÷10=約100万円
・終身年金
 65歳年金開始で平均余命が85歳だとすれば、平均で20年間年金を受け取ることになるので
 1000万円÷20=約50万円

実際の計算はもっと複雑ですが、受取額のイメージはこのような感じになります。

従って、
年金を受け取る期間が長くなるほど、1回あたりの年金額は少なくなることになります。
(受け取り総額は、どれもほぼ変わらないようになっていますので、これは当たり前ですね。)



それでは、実際の個人年金などがどのようなものになっているのかを見てみましょう。


【生命保険会社などの個人年金】

生命保険会社などの個人年金は、現在は確定年金が中心で、
契約時から終身年金を選べる保険会社はほぼありません

大手の生命保険会社では、
年金開始時に、積み立てた年金原資を元に年金を選べる会社も多く、その際に
終身年金も選べることもできますので、保険会社にお問い合わせしてみてください。


このタイプだと、終身年金で受け取ろうと思っても、
年金を受け取る段階にならないと年金額が決まらないのが欠点になります(^^;

日本人の平均余命は伸びていっていますので、
将来的に平均余命が長くなると、その分、終身年金の場合の年金額は、先ほどの計算のように少なくなってしまうことになるのです(>_<)



【国民年金基金】

国民年金基金は、前回お話ししたように、自営業者などの
国民年金のみに加入している方向けに、自助努力の準公的年金として作られた年金制度です。

『国民年金基金』

仕組みは、
生命保険会社などの個人年金と同様になります。


国民年金基金の場合、
加入時から終身年金も選べますので、受取年金額も確定し、将来生活設計のためには良いですよね(^^)

掛金も公的年金と同様に
全額社会保険料控除の対象になりますので、
現在、終身年金に加入しようとする場合には、
最もおすすめの商品になりますね(^^)/



【確定拠出年金】

確定拠出年金は、前回お話ししたように、
拠出された掛金とその運用成果によって年金給付額が決定される準公的年金制度です。

『確定拠出年金制度』

仕組みは、保険料払込期間中、生命保険会社などの個人年金が、保険会社が運用を行い加入者の選択の余地がないのに対し、
確定拠出年金は、加入者が自分で運用方法を選んで組み合わせることになります。

どのような運用を行うかは自己責任になりますので、
運用成果の巧拙によって、年金原資も変わってくることになります。


この積み立てた年金原資を元に、年金種類を選ぶことになりますが、
終身年金については生命保険会社が取り扱っているタイプのみになりますので、ご注意くださいね。

この確定拠出年金も
社会保険料控除などの税制メリットがありますので、上手に活用されることをおすすめします(^^)



以上のように、個人年金については、民間の生命保険会社などのものや、準公的年金である国民年金基金や確定拠出年金など、色々とありますので、
ご自分が加入できるものの中から良く選んでご検討ください。


特に、ご夫婦で検討される場合には、ご主人の個人年金だけでなく、
奥様の個人年金もご一緒にご検討ください。


次回、詳しくはお話ししますが、例えばご主人が亡くなった際に、
公的年金から遺族年金が受け取れるケースがあります。

しかし、その受け取れるケースや金額は、資格要件や国民年金・厚生年金などによっても異なりますので、
奥様もご自分の個人年金に加入しておいて、年金収入を確保しておくことをおすすめします。

終身年金に加入していても、
男性より女性の方が、平均余命は長いため、
奥様の終身年金での年金収入の確保は、
老後の生活設計のためにも重要なポイントになりますよね(^^)



それでは、次回は、この遺族年金の話も含めて、
家計を支えるご主人などに万が一のことがあった場合のおすすめの生命保険についてお話しますね(^^)/



『本当に必要な生命保険』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】』
プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
このブログはFacebookにも投稿していますので、コメントなどはFacebookでお願いします。
Facebookユーザーネーム:yart0108

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR