(定期保険)本当に必要な生命保険その5

本当に必要な生命保険の第5回目です。


今回は、
家計を支えるご主人などに万が一のことがあった場合のおすすめの生命保険についてお話しますね(^^)


第1回と第2回で
将来生活シミュレーションについてお話ししましたが、この将来生活シミュレーションを見て頂ければ分かるように、老後の生活対応と併せて重要になるのが、
家計を支えるご主人などに万が一のことがあった場合の対応になります。

ご主人に万が一があった場合の将来生活シミュレーションの影響は、
生活費が多少減るのに対して、給与等の収入が大幅に減ることになりますので、これまで老後に備えて
毎年の収支が黒字だったものが、逆に赤字となってしまいます(>_<)


ただし、公的年金において一定の条件を満たすときには
遺族年金を受け取ることができます。


【遺族基礎年金】

まず、ご主人が
国民年金に加入されている場合は、
お子さんがいらっしゃってお子さんが18歳までは、
遺族基礎年金を受け取ることができます。

この遺族基礎年金は、
お子さんがいらっしゃらないケースでは支払われませんのでご注意ください。
(ただし、この場合は
寡婦年金が支払われるケースもありますので、別途ご確認ください。)

また、遺族基礎年金を受け取るためには、
保険料納付済期間が加入期間の3分の2以上あることが条件となっていますが、特例として
当面の間は1年間の保険料滞納がなければ支給されることになっています。


【遺族厚生年金】

また、
厚生年金等の場合は、
遺族基礎年金に加えて
遺族厚生年金等を受け取ることができます。

遺族厚生年金は、
奥様のみの場合でも受け取ることができ、遺族基礎年金と同様に、
保険料納付済期間が加入期間の3分の2以上あることが条件で、特例として
当面の間は1年間の保険料滞納がなければ支給されることになっています。


遺族年金は、このように加入している公的年金の種類や、お子さんの有無や、加入条件などによっても、受取ができるかどうかや、受取金額も変わってきますので、
日本年金機構HPで確認頂いたり、お問い合わせしください

『遺族年金(受給要件・支給開始時期・計算方法)』


これらの遺族年金を受け取れる場合でも、残った遺族の生活を支えるためには、定期保険などの
死亡保障を行う生命保険が重要になります。

特に、
お子さんが独立して生活するまでは、お子さんの生活費や教育費が必要になりますので、それに備えた必要額を死亡保険で用意しておくことが大切です。


この
必要額は、お子さんの独立までの期間に応じて変わってきますので、お子さんが小さいときほど大きくなり、成長とともに減少していって、お子さんが独立すれば、奥さんが自分一人で生活できることを前提として不要になります。


この死亡保障のための生命保険が、
定期保険になります。

定期保険は、
ご主人などが死亡した場合に、遺族に保険金が支払われるシンプルな生命保険です。

この定期保険に加入する場合は、先ほどお話ししたように、
お子さんの成長とともに、必要額は減少していきます

具体的には、このようなイメージになります。

逓減定期保険


このような生命保険に加入するためには、いくつかのプランがあります。


【定期保険】

まず、
シンプルな定期保険に加入することが考えられます。


定期保険は、ほとんどの生命保険会社で取り扱っていますが、非常にシンプルな仕組みのため、
生命保険会社によって保険料の違いが良く分かると思います。

ただし、定期保険の場合は、
10年からの場合が多いですので、
必要額の見直し(保険金額の引き下げ)は10年間はできない(その分必要額より死亡保障が多くなる)ことにご留意ください。


【団体定期保険】

会社にお勤めの場合には、
会社で団体定期保険という会社で加入する保険が実施されている場合があります。

グループ保険とも呼ばれていて、
保険料負担は個人になりますが、会社でまとめて加入するため、保険料がかなり安くなります

会社での保険金の支払いが少ない場合には、
配当金が支払われることになりますので、
実質の保険料はさらに安くなります


また、団体定期保険は、
毎年更新で必要額を見直すことができますので、家族構成の変化や、お子さんの成長に合わせて、柔軟に対応ができるため、
最もおすすめです(^^)/


【逓減定期保険】

保険会社によっては、逓減定期保険といって、
毎年の死亡保障額が段々減っていく(逓減)タイプの定期保険を取り扱っている会社もあります。

この逓減定期保険であれば、お子さんの成長に合わせて必要額が減少していきますので、
保障の見直しも不要となり、また余分な保険料の支払いもなくなりますので、団体定期保険などに加入できない場合にはおすすめです。


なお、
収入保障保険という名前で、
死亡保険金が一時金ではなく、年金として支払われる保険もありますが、一時金か年金かの違いだけで、基本的な仕組みは逓減定期保険と同じですので、併せてご検討ください。


これらの逓減定期保険は、
大手生命保険会社では、定期保険としてではなく、
終身保険などに付加される特約として取り扱っていることが多いです。

その分、
終身保険やその他の保障などのための保険料負担が生じますので、将来生活シミュレーションの状況などを見ながら、必要性に応じてご検討ください。



以上は、主に、
ご主人が仕事をしている間で、お子さんが独立するまでに、ご主人などに万が一のことがあった場合の対応についての話になります。


お子さんが独立した後の対応や、退職後にご夫婦で生活していたときに、ご主人が先に亡くなられたときの対応につきましては、まずは、
残された奥様が、遺族年金が貰えるのかどうか、その場合の金額はどうなのかをしっかりとご確認ください。

そのような場合には、
奥さま自身も働いたり、ご自分の公的年金などもあるとは思いますが、これらだけでは、
将来生活シミュレーションとして不十分なケースが多いと思いますので、第3回および第4回でお話ししたように、
奥様の個人年金についてもご検討しておいてください。



いかがでしたか?

これまで
生命保険の老後保障(個人年金
万が一のときの保障(定期保険等
についてお話してきましたが、次回は、
病気やケガなどに備える医療保険についてお話しますので、またご覧になってみてくださいね(^^)/



『本当に必要な生命保険』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】』
プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
このブログはFacebookにも投稿していますので、コメントなどはFacebookでお願いします。
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