高血圧と減塩について

高血圧の予防や対処法としては、減塩だと厚生労働省や日本高血圧学界をはじめ、ほとんどの医者がそう言います。
日本人は、これを当然のこととして、減塩を心がけていると思います。

しかし、このエビデンスを色々調べてみても、明確な統計データは見当たりません。
まず、よく聞く根拠としては、東北地方の方は塩分摂取が多いので高血圧が多い、逆にエスキモーは塩分摂取が少ないので高血圧が少ない、従って、塩分摂取が多いと高血圧になるというロジックです。

この話は、当然のことのように皆さんお考えだと思いますが、論理的な話ではありません。事実として、東北地方の方は塩分摂取が多い、高血圧も多い、エスキモーは塩分摂取が少ない、高血圧は少ない、これらはいずれも正しいデータだと思います。非論理的なのは、だから塩分摂取と高血圧には因果関係があるという論理展開です。

この因果関係について、何か証明したエビデンスがあるのでしょうか?高血圧の原因になる他の要因はないのでしょうか?それらを検証もせずに、二つの相関関係があると結論付けるのは、統計学的には非論理的です。

実際、高血圧の原因はほとんどが原因不明で、明確に塩分過多が原因のものは数パーセントしかないというデータがあります。確かに、過剰な塩分摂取は高血圧の原因になり得ると思いますが、それが全ての原因だと決め付けて、国や医者が指導するのはナンセンス以外の何者でもありません。

高血圧の原因は、人によって様々です。もっとも多いと思われるのは、太りすぎ、それも内臓脂肪の過多によるものだと考えられます。もっとも、その指導もカロリー制限なので間違っていますが。高血圧の原因をよく見もせずに、減塩指導をして、効果がないので、対症療法の薬を投与し続ける、これが今の高血圧治療の実態です。こんなことをしていても、高血圧は治りません。

また、世間では減塩ブームなので、減塩と表示された食品が好まれますが、塩分が少ないと味が落ちるので、その分食品化合物を入れていることをご存知ですか。その方がよっぽど体に悪いです。
さらに、塩でも、ミネラルの豊富な天然塩は問題がなく、加工された食塩が体に悪いのだと言う説もあります。これらも、エビデンスを見たことがないので、正しいかどうか分かりませんが、人間が生きていくためには塩が必要で、昔から自然塩を摂ってきたことを考えると、あながち間違った話でもないような気もします、しかし、もっとエビデンスを集める必要があります。

あくまで、私の仮説ですが、冒頭の東北人とエスキモー人の話は、塩分よりも糖質の問題ではないかと思っています。
東北人は、塩分の多いおかずを食べる分、ごはんの消費量も多く糖質過多だと思います。一方、エスキモー人は、狩猟民族ですので、ほとんど糖質を摂りません。
糖質摂取の大小は、内臓脂肪の大小に直結し、それは高血圧も含めた各種病気の有無に繋がります。
ぜひ、国や日本高血圧学界は、この私の仮説を含めた論理的に正しい因果関係を解明して貰い、正しい高血圧の対処法を明らかにして貰いたいと思います。

何度も言いますが、日本人は昔から言われていることを鵜呑みにする人種です。ご自分の健康に関わることは、ご自分でよく調べて、理屈が正しくエビデンスがあるものだけを信じて対応するようにしてください。


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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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