「ビタミンDが骨を強化するのはなぜ?」~広島大学履修生日記(食品健康科学 第6回)

今週も第6回目の
広島大学生物生産学部「食品健康科学」の講義に行って来ました(^^)/


この日は曇りがちでしたが、5週連続の雨にはならず、バイクで無事に大学に到着しました(^^)

大学の新緑もきれいですが、晴れるともっと鮮やかに青空に映えるのですけどね。




この日の講義のテーマは、
「ビタミンDの働き」です。

ビタミンDは
脂溶性ビタミンですので、水溶性ビタミンと違って、脂質でできている
細胞壁を簡単に通過することができ、核内にも入ることができます

ビタミンDは、核内に入った後、
ビタミンD受容体と呼ばれる核内受容体に結合し、
DNAのスイッチをオンにして、
様々な働きが行われることになるのです(^^)


このように、ビタミンDはビタミンでありながら、身体の中で分泌されて、核内受容体と結合し、様々な働きを行うことから、同じ脂溶性ビタミンの
ビタミンAとともに、脂溶性ホルモンの一種と位置付けられています。

脂溶性ホルモンは、他にも、性ホルモンや、ステロイドホルモンや甲状腺ホルモンがあります。


ビタミンDは、食事で摂ることもできますが、その
ほとんどは、皮膚などにあるコレステロールから、紫外線を浴びることで作られますので、
毎日、太陽光を浴びることがとても大切になります。

日焼けを気にして過度な紫外線対策を行っている日本人女性の多くが、
ビタミンD不足となっており、後ほどお話しする、
骨粗しょう症や、うつ症状や、がんなどの原因になってしまいますので、要注意ですね(>_<)

『紫外線対策によるビタミンD不足!』


ビタミンDは、
コレステロールから紫外線を浴びることでビタミンD3となり、その後肝臓や腎臓に運ばれて
活性型ビタミンDになります。

この
活性型ビタミンDになることで、
ビタミンD受容体に結合することができるようになり、
様々な働きを行うことができるのです(^^)/


ビタミンDの働きの一つに、
骨の強化がありますが、ビタミンDは、骨の構成成分の一つである
カルシウムの吸収を助ける働きと、
骨の新陳代謝を行う
骨芽細胞(骨を作る細胞)と破骨細胞(骨を壊す細胞)を活性化する働きがあります。


カルシウムは、食事などで摂取すると、
腸から、上皮細胞を通って、血液に入ることで身体に吸収されるのすが、この
上皮細胞は身体に不要なものや有害なものが入ってこないようにガードする役割があります。

カルシウムも、上皮細胞に入って、そのまま血液に入ることができるのですが、
上皮細胞中のカルシウムが一定濃度になると、それ以上入らないようにガードされてしまいます。

このときに、ビタミンDが
活性型ビタミンDとなり、上皮細胞のビタミンD受容体に結合すると、カルシウムと特定のたんぱく質との結合が促進され、その結果
カルシウム濃度が低下し、さらにカルシウムを取り込むことが可能となり、
カルシウム吸収が促進されることになるのです(^^)/


同様に、
活性型ビタミンDが骨芽細胞や破骨細胞内のビタミンD受容体と結合
すると、それぞれの細胞の働きが促進され、
骨の新陳代謝が活性化することになるのです(^^)


講義では説明が省略されましたが、
ビタミンDは免疫細胞内のビタミンD受容体に結合することで、免疫細胞の働きを活性化し、
免疫力を向上する働きもあります(^^)/

さらに、吉冨さんのお話では、
乳腺などの細胞内のビタミンD受容体と結合することで、
がん細胞の転移を抑制する働きがあり、
がん死亡原因の約9割を占める転移性がんを抑制する効果があるとのことなのです(^O^)/

『転移性乳がんとビタミンD欠乏』


女性に多い転移性乳がんは、
過度な紫外線対策によってビタミンD不足となり、
骨粗しょう症などの原因になるとともに、
転移性乳がんの原因にもなってしまうのですね(>_<)

やはり、
太陽光を浴びることは、特に女性にとって、とても大切なことなのですね(^O^)/

『「太陽光を浴びると健康になり不足すると病気になる理由」~「ダイエット」通信(補足号その135)』


講義が終わって、この日は午後に担当教授の研究室にお伺いする予定でしたので、久しぶりに学食に行くことにしました。


私のこの日の体に優しい学食メニューは、

■セルフバー(鶏のから揚げ、スクランブルエッグ)(動物性たんぱく質、動物性脂質)
■セルフバー(ブロッコリー、わかめ、オクラ、紫玉ねぎ、ツナ)(動物性たんぱく質、動物性脂質、食物繊維)
■巣ごもりたまご(動物性たんぱく質、動物性脂質、食物繊維)
■納豆(発酵食品)
■味噌汁(発酵食品)

合計449円の、
糖質控えめで、たんぱく質、脂質、発酵食品が中心の体に優しいメニューになりました(^O^)/




午後に
担当教授の研究室をお伺いし、様々な研究の様子や内容を紹介して頂きました。

内容については、現在研究中のものも多いので割愛させて頂きますが、研究テーマとしては
機能性食品による病気などの改善効果で、研究内容によっては、
製薬会社などとも連携しているとのことでした。


私は、機能性食品や薬などで病気を改善していくこともさることながら、
病気にならないための、正しい食事や栄養摂取が何よりも大切だと思っているのですが、やはりここでもそれが置き去りにされている(もしくは間違った食事や栄養摂取が前提になっている)ことが、残念に思えて仕方がありませんでした。

考えてみると、
正しい食事や栄養については、なかなか商売に繋がらないし、また、
日本人は、すぐに、ダイエット食品や、健康食品や、薬などに飛びつく傾向があるので、
正しい食事や栄養の普及には、まだまだ大きな山があると感じました。


『広島大学履修生日記』

『ブログ「優しく生きたい」【総合目次】』

テーマ : ダイエット・美容・健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

プロフィール

山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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