日本人が信じている間違ったこと(その2)

先日書きました「日本人が信じている間違ったこと」の続きです。

【ノンオイルドレッシング】
先日書いた低脂肪・脂肪分ゼロの話と重複するのですが、別の話だと思われる方もいらっしゃるのであえて書きます。
これもヘルシーだからと思われていますが、先日もお話したとおり、脂質は大事な身体の構成要素ですし、脂質で太ったりはしません。オイルを使わない分、物足りなさが生じますので、糖質などを加えていることが多いので、むしろ太りやすくなりヘルシーではありません。
ドレッシングには、エキストラバージン・オリーブオイルをおすすめします。抗酸化作用を有するフェノール類の含有量が通常のオリーブオイルよりかなり多いので、酸化による老化を防ぐアンチエイジング効果があります。

【特定保健用食品(トクホ)】
様々なトクホが出回っています。その効能も、体脂肪を減らす・体脂肪をつきにくくする、血圧が低下する、血糖値の上昇を抑える、中性脂肪を減らす、悪玉コレスレトールを減らす、など様々な効果を謳っています。
しかし、トクホは、一定の状態の方に一定の条件の下で効果があったと認められたものであり、全ての人に十分な効果があるわけではありません。例えば、かなり太った人が、多少体脂肪が減った場合でも、体脂肪を減らす効果があると表示されることがあるのです。
私も、自分の身体で一ヶ月効果を測定したことがありましたが、全く効果はありませんでした。

通常の飲料などに比べて、かなり価格が上乗せされているにもかかわらず、通常の方にはほとんど効果がなく、症状がある方でも多少効果がある程度の話なら、はっきり言って無駄だと思います。
こんなものにお金をかけるくらいなら、糖質制限などの正しい食事を行なう方が、お金もかからないし効果もてきめんです。

【悪玉コレステロール】
これも「悪玉」という言葉だけで、身体に悪いと多くの日本人は考えていますが間違っています。
悪玉コレステロールと言われるものは、肝臓で作られたコレステロールを身体の各所に運ぶ「運び屋」なのです。逆に善玉コレステロールは、身体の各所にある余分なコレステロールを回収する「運び屋」なのです。
コレステロールは、身体を作る大事な構成要素ですので、いわゆる悪玉コレステロールも善玉コレステロールもどちらも大事なのです。

それでは、なぜ、悪玉コレステロールだけが悪者扱いされているのでしょうか。
悪玉コレステロールが高いと、動脈硬化などになるリスクが高いので悪いのだと言われているのですが、これは正しくありません。
悪玉コレステロールが組織にコレステロールを運ぶ前に、活性酸素の攻撃に遭い、血液中にコレステロールをばら撒いてしまうと、血管が詰まったりして動脈硬化などになるリスクが高くなるのです。
即ち、悪いのは、過剰な活性酸素の発生による酸化なのです。前にアンチエイジングでお話したように、酸化を防ぐには、過度な運動、たばこ、過度な飲酒、ストレス、睡眠不足、紫外線などを防ぐことが肝要なのです。
「アンチエイジングその1」

また、悪玉コレステロールが高い人は、コレステロールが多い食品を控えるべきと言われてましたが、これもバカな話だと思っていました。典型的な話は、たまごはコレステロールが多いからあまり食べないようにと言われていたことです。たまごは、むしろとても優秀な栄養食品なのでしっかり食べるべき食品なのです。

人間は、コレステロールを食べたからコレステロールが増えるといった単純な構造ではありません。遅ればせながら、食事制限によるコレステロール値のコントロールは効果が少ないと公表されましたが、何を今更言っているのと素人の私に笑われるのは、医学関係者は恥ずかしいことだと思わないのでしょうか。

結構書いてしまいましたので、また後日続きを書きます。

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山本越郎

Author:山本越郎
30年間勤務した生命保険会社を早期退職して、世の中の頑張っているけど上手くいかずに困っている方々を助けるために、教育問題と医療問題に取り組んでいます。
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